新潟市でMaaSとオンデマンドバス運行の実証実験へ

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新潟市で実験するMaaSアプリ「りゅーとなび」
新潟市で実験するMaaSアプリ「りゅーとなび」 全 1 枚 拡大写真

新潟交通と日本ユニシスは2月18日、新潟市でMaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)の実証実験を3月1日から、オンデマンドバスの実証実験を3月2日から実施すると発表した。

今回の実証実験は、地域事業者の協力を得ながら、複数の移動手段や、移動目的、移動手段を統合的に利用者に提供する。これによって利用者の利便性を高めて地域内の移動総量を増やし、公共交通利用への利用促進に対する効果の検証、新潟市中心部の活性化施策の立案に役立てるのが目的。

MaaSの実証実験では、新潟市住民向けMaaSアプリ「りゅーとなび」で、新潟交通路線バスが1日乗り放題の企画乗車券を販売する。付帯サービスとして「レンタサイクル」や「オンデマンドバス」の利用、市内商業施設のクーポンを利用者へ一元提供することで、地域内移動の利便性向上や、公共交通利用の利用促進効果を検証する。実証結果を踏まえ、2020年度以降、段階的に実証実験を重ね本格実施を目指す。

MaaSアプリでは、割引クーポンの配布や、企画乗車券、市内全域の1日乗車券などを販売する。

また「しも町オンデマンドバス」実証実験は、従来の定時定路線運行エリア(しも町エリア)で、デマンドによる区域運行を試験運用し、地域住民におけるデマンド交通の受容性を測定、デマンド交通運行時の課題を取得する。実証結果を踏まえ、2020年度以降も段階的に実証実験を重ね本格実施を目指す。

《レスポンス編集部》

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