違反・事故の経験がある高齢ドライバー、免許更新時に実車技能検査 義務付けへ

自動車 社会 行政
(イメージ)
(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

政府は、高齢者ドライバーが原因の悲惨な交通死亡事故が相次いでいることから、免許の更新時に実車検査を導入するなどの道路交通法改正案を閣議決定した。

高齢ドライバーが運転する車両が暴走するなどして悲惨な交通事故が相次いで発生している。また、年齢層別の人口10万人当たりの死亡事故件数は75歳未満が2.7件に対して、75歳以上は6.0件と、依然として高齢者の死亡事故比率が高い。75歳以上の運転免許保有者数は2009年の324万人から2019年には583万人となるなど、増加傾向にあり、リスクが高まっているため、制度を見直す。

具体的には75歳以上で一定の事故・違反歴はある場合、運転免許更新時に実車による運転技能検査の受検を義務付ける。検査結果が一定の基準に達しない場合、運転免許証を更新しない。検査の回数は有効期限までなら制限を設けない。

事故・違反の内容については別途定める。

また、申請によって対象車両を安全運転サポート車に限定し、条件付免許を交付する制度も設ける。運転できる安全運転サポート車についても別途、設定する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. 放置した夏の汚れがニオイに変わる前に! プロ目線で学ぶ車内清掃の正解~Weeklyメンテナンス~
  3. RAYSからコスパ最強シリーズ「RSS」が爆誕!“各車種専用設計”でもうホイール選びは迷わない、冬も夏も即戦力だPR
  4. 名車復活! ホンダ『CB1000F』11月14日発売が決定、価格は139万7000円から
  5. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  6. 中央道恵那峡SA、「中津川・恵那 五平もち祭り」開催へ…10月12日・13日
  7. 日産『リーフ』新型に「AUTECH」、専用の内外装でスポーティに…651万3100円
  8. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  9. 日産の新型SUV『テクトン』、写真公開…2026年発売へ
  10. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る