2004年に販売が終了してから13年後の2017年に待望の国内復活を遂げたトヨタの大型ピックアップトラック『ハイラックス』。予てよりその堅牢性と悪路走破性などが高く評価され、グローバルカーとしてトヨタブランドを象徴する一台と言っても過言ではない。1ナンバークラスのため不利な点もあるが、ユーザーからの熱い要望に応える形で国内復活を果たした。また、2020年8月からはデザインを一新したマイナーチェンジモデルが発売されている。
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13年ぶり復活、1ナンバーの堂々サイズに
日本では2004年に販売が終了しているトヨタのピックアップトラック『ハイラックス』の販売が13年ぶりに復活した。新型となるハイラックスはタイのトヨタ・モーター・タイランドで製造され日本に輸入される。
2004年に販売が終了したモデルはハイラックスとしては6代目で、今回の新型は8代目となる。つまり、7代目モデルは日本では正規販売されていない。新型は従来型の4ナンバーモデルに比べてかなり大型となり、全幅1855mmという堂々した1ナンバーモデルとなった。
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【試乗】また新たにハイラックス神話が始まる…木下隆之
『ハイラックス』の日本での販売は13年ぶりだという。2004年に販売を終了してから、長い間途絶えていたのだ。そんなに長い空白があったのか…。
それでも、ハイラックスが僕らの心の中から消えたことはない。13年の空白が信じられないように、常にハイラックスは僕らのそばに寄り添ってきたように思う。
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【試乗】古臭さや乗り心地の悪さよりも、楽しさが上回る…内田俊一
トヨタ『ハイラックス』の名前を聞いて、懐かしく思う方も多いだろう。2004年まで日本で販売されていた、ピックアップトラックのハイラックスが復活した。筆者もその名を懐かしく思う一人なので、700kmほど試乗に引っ張り出してみた。
走り出す前に、簡単にスペックの復習をしておこう。搭載されるエンジンは2GD-FTVと呼ばれる2.4リットルターボディーゼルエンジンで、最高出力は150ps/3400rpm、最大トルクは400Nm/1600~2000rpm。そこに6速ATとパートタイム4WDが組み合わされる。
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【試乗】「プロ仕様」だから売れる、サイズ忘れる乗り心地にも驚き
本格SUVの需要はまだまだある
トヨタのピックアップトラック『ハイラックス』は、世界約180か国・地域で販売され、累計販売台数は1870万台、年間販売台数は50万台にも及ぶグローバルカーだ。世界市場においてトヨタブランドを象徴するモデルの一つと言ってもいいだろう。
その一方で、国内販売は2004年にいったん終了。しかし約9000台の従来モデルオーナーからは復活を望む声が絶えず、トヨタ社内でも何度か復活の機運が盛り上がっていたという。そして2017年9月、13年ぶりに国内で復活したのが現行の8代目だ。ハイラックスは世界の6工場で生産されているが、日本仕様はその中で最大規模のタイ工場製になる。
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黒が光る、公式カスタムの「ハイラックス」…Z “Black Rally Edition”[詳細画像]
「プロ仕様」がウケてるというトヨタの本格ピックアップトラック『ハイラックス』。そのハイラックスに、トヨタ公式カスタムとも言える特別仕様車「Z“Black Rally Edition”」(ブラックラリーエディション)が登場した。オフロード性能はそのままに、ストリートでも存在感を放つ「ブラック」な専用エクステリアを採用しているのが特徴だ。
黒が光る、公式カスタムの「ハイラックス」…Z “Black Rally Edition” 画像
【改良新型】力強さ強調したデザインに、走りも進化 347万1000円から
トヨタ自動車は、ピックアップトラック『ハイラックス』をマイナーチェンジし、8月19日より販売を開始した。デザインを一新し、より力強さを強調したエクステリアとなっているのが特徴だ。
タフさ・力強さと、乗ってワクワクする楽しさを表現
ハイラックスは、グローバルプロジェクト「Innovative International Multi-purpose Vehicle」の一環として2004年に開発。2017年の日本市場への再投入以降、国内唯一のピックアップトラックとして、ビジネスユースをはじめ、個性的なスタイルを求める若年層を中心とした、多くのユーザーに支持されている。
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【改良新型】オフロードスタイルを極めるGRパーツ発売
トヨタカスタマイジング&ディベロップメントは、『ハイラックス』改良新型の発売に伴い、GRブランドのカスタマイズパーツをラインアップし、全国のトヨタ車両販売店を通じて販売を開始した。
オフロードスタイルを極める「スタイリングキット」は、シルバーの塗分けでラギット感を強調する「フロントバンパーカバー」、オフロードスタイルが際立つ「フロントアンダーカバー」、乗降性も考慮した「サイドステップ」に加え、オフロードスタイルをより強調する「スポーツバー」のセットとなる。