Go To 除外の東京都民、4連休も外出自粛で再び「ステイホーム」に逆戻り[新聞ウォッチ]

東京駅前(7月21日)
東京駅前(7月21日)全 1 枚

気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………

「帰ろかな、帰るのよそうかな」。こんな歌詞の唄が、前回の東京オリンピックが開かれた半世紀前の高度成長期にヒットした。作詞作曲が永六輔・中村八大コンビで演歌歌手の大御所、北島三郎さんが歌っていた。

明日から始まる夏休みの4連休、大混乱の中で見切り発車した「Go Toトラベル」のキャンペーンなどを利用して観光旅行やふるさとへの帰省を計画している人も少なくないだろう。ところが、東京都内に住んでいる都民は別世界で、まるで都会が丸ごと"隔離"されるみたいのようだ。

新型コロナウイルスの感染者が急増している東京都は、その「Go Toトラベル」から対象除外となったのに加えて、小池百合子知事が、23~26日の4連休は不要不急の外出を控えるよう都民に呼び掛ける考えを示したという。

きょうの各紙も1面などで取り上げているが、小池知事は、「重症者が増えている。特に(重症化リスクの高い)高齢の方や、既往症のある方は外出をお控えいただくことが重要と考えている」と強調。きょう22日に専門家を交えた会議で感染状況や医療提供体制について分析した上で、正式に要請するという。

確かに、都内の感染者数は累計で9816人。きょうにも1万人を突破しそうで予断を許さない厳しい状況が続く。緊急事態宣言下の「スティホーム」に再び逆戻りするのはうんざりだが、国や知事がどう要請するのかは別にして、自身の命を守るためにはしばらく我慢をするしかない。ただ、都民の中には不要不急ではないやむを得ない事情で県境をまたいで移動することもある。その際には”自粛警察”による「他県ナンバー狩り」などという醜悪な行為だけはやめて欲しいものだ。

2020年7月22日付

●リツイート画像「侵害」自動裁断撮影者名消え、最高裁初判断(読売・1面)

●海外SUV攻勢、国内勢も戦略強化「成長の余地」新車続々(読売・8面)

●トヨタ生産8月回復へ、国内、当初計画並みに(読売・9面)

●GoTo見切り発車、きょう開始キャンセルを補償(朝日・1面)

●都知事「4連休は外出控えて」(朝日・1面)

●トヨタ、危機突破の足元(中)今こそ「カイゼン」教育にも力(朝日・7面)

●イベント緩和延期へ、2週間~1か月案、コロナ拡大(毎日・1面)

●トヨタ決算会見中止、4~6月期、国内工場、来月通常稼働(産経・9面)

●日本電産、営業益2%増、4~6月、コスト圧縮、減収補う(日経・2面)

●大型車の低炭素化推進、政府、車体・技術の基準策定へ(日経・5面)

●ブリヂストン稼ぎ方転換、資産配分「無形」にシフト(日経・17面)

《福田俊之》

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