シャープは10月7日、ダイムラーと、LTEを含む無線通信関連規格必須特許のライセンス契約を締結したと発表した。
シャープでは、既にダイムラーに自動車製品を供給する部品サプライヤーとライセンス契約を結んでいるが、今回の契約はこれらを補完するものとしている。
シャープは、ダイムラーが車両に搭載したLTE規格技術が、シャープの特許を侵害しているとして、差し止めと損害賠償を求めて提訴していたが、9月10日付けでシャープが勝訴している。
シャープでは、多数の企業にLTE規格必須特許のライセンスを供与しており、今後も「公正、合理的かつ非差別」な条件で規格必須特許のライセンスを供与していくとしている。