動物を追い払う高周波音『新型鹿ソニック』…線路そばなど設置[リアニマル]

新型鹿ソニック
新型鹿ソニック全 1 枚

T.M.WORKSは、2018年に山梨・静岡で実証実験を開始、2019年には北海道でも高い効果が得られた高周波音害獣忌避装置「鹿ソニック」を一新。「新型鹿ソニック」として販売を開始した。

同製品は人間には聞こえない高周波音を照射し、シカやイノシシ、鳥や小動物に警告を行う仕組みになっている。12kHzから30kHzの高周波音を4パターンで切り替えることが可能だ。農地や施設に設置するためのソーラーパネルキットや電源キットも用意した。

従来品では約60m、左右約30度(計60度)であった効果範囲を、新型では最大約80m、左右約50度(計100度)に拡大、効果を発揮する範囲は最大約0.56haと、従来品のほぼ3倍の面積で効果が期待できるという。また、効果範囲がさらに約2倍になるツースピーカータイプも用意されている。

11月にはJR東日本中央線大月から勝沼間への設置も決定しており、様々な場所で活躍する低価格で設置の簡単な害獣忌避装置となっている。(装置単体価格は2万6000円から)

動物を傷つけずに追い払う、高周波音害獣忌避装置「新型鹿ソニック」発売

《鈴木まゆこ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. インフィニティの中型SUV『QX60』、改良新型は表情一新…初の「SPORT」も設定
  2. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  3. もしも流行の「2段ヘッドライト」がなかったら…!? 一流デザイナーが斬新なフロントマスクを提案
  4. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  5. スバル『クロストレック』を快適にローダウン&スタイリッシュにリフトアップ! ブリッツの車高調「DAMPER ZZ-R」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る