JR東日本は3月5日、福島県沖地震による被災を受けて行なっている東北新幹線の徐行運転を「復旧作業および安全確保の見通しが立った」として、3月13日に那須塩原~郡山間と仙台~一ノ関間で解除すると発表した。残る、郡山~仙台間では徐行が継続されるため、同区間では所定より30分程度の遅延が見込まれる。運行本数を通常の8割とする措置は変わらない。これにより、東京~新青森間では『はやぶさ』が一部を除き3時間台の運行に戻り、北海道新幹線への直通も全面的に再開される。