テスラ『サイバートラック』、アップデートモデルは4月以降に発表予定…マスクCEO

テスラ・サイバートラック
テスラ・サイバートラック全 5 枚

テスラ(Tesla)のイーロン・マスクCEOは3月7日、同社初のEVピックアップトラック、『サイバートラック』(Tesla Cybertruck)のアップデートモデルを2021年第2四半期(4~6月)、初公開するとの見通しを発表した。

サイバートラックは2019年11月に発表された。サイバートラックは、トラックの実用性とスポーツカーの性能を備えた設計が特長になる。デザインは、従来のピックアップトラックとは全く異なり、非常に斬新だ。真横から見ると、三角形に見えるデザインとした。また、ヘッドライトとテールランプは、それぞれ横一列につながっている。

サイバートラックには、耐久性と乗員保護性能を追求した強固なボディシェルを導入する。すべてのコンポーネントには、高強度の冷間圧延ステンレス鋼を使用した。装甲ガラスも採用されており、優れた強度と耐久性を備えている。テスラによると、ボディはほぼ貫通不可能という。

サイバートラックには、シングルモーター+リアホイールドライブ、デュアルモーター+オールホイールドライブ、トリプルモーター+オールホイールドライブの3種類のEVパワートレインが設定される。このうち、最上位のEVパワートレインとなるのが、3個のモーターを搭載するトリプルモーター+オールホイールドライブ仕様だ。

シングルモーター+リアホイールドライブ仕様の場合、0~96km/h加速6.5秒以内、1回の充電での航続402km以上の性能を持つ。デュアルモーター+オールホイールドライブ仕様では、0~96km/h加速4.5秒以内、1回の充電での航続483km以上だ。トリプルモーター+オールホイールドライブ仕様の場合、0~96km/h加速2.9秒以内、1回の充電での航続805km以上の性能を発揮する。

テスラのイーロン・マスクCEOは、このサイバートラックのアップデートモデルを2021年第2四半期(4~6月)、初公開するとの見通しを発表した。マスクCEOによると、サイバートラックは現在、生産開始に焦点を当てており、テスラの米国テキサス新工場で生産される予定だという。

《森脇稔》

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