JR北海道は3月10日、観光列車『THE ROYAL EXPRESS』とキハ261系5000番台「ラベンダー編成」の運行計画を発表した。
2020年8・9月に3回運行された東京急行電鉄(東急)から借入れの観光列車『THE ROYAL EXPRESS』は今回、8月に3回、9月に4回運行されることになっており、2020年と同じく道東地域を周遊。基本的には3泊4日の行程だが、最終運行の9月24日発は小樽に前泊する4泊5日の行程となる。申込みは3月11日から『THE ROYAL EXPRESS』のウェブサイトなどで受け付ける。
キハ261系5000番台「ラベンダー編成」は、キハ261系特急型気動車観光列車タイプの第2弾で、フリースペースを持つ先頭車を含む5両編成。車体は北海道の夏を代表する花であるラベンダーにちなんだ紫色で、フリースペースは「ラベンダーラウンジ」と名付けられる。
キハ261系5000番台は2020年10月に第1弾として「はまなす編成」が営業運行を開始しており、今冬からは宗谷本線の特急『宗谷』『サロベツ』などの一般営業列車にも充当されていた。
「ラベンダー編成」の運行開始は5月8日で、当日は札幌~富良野間を全車指定席の『HOKKAIDO LOVE! FURANO号』として運行。下りは旭川から富良野線を経由、上りは根室本線経由となる。
時刻は、札幌8時13分発~旭川9時46分着・10時発~美瑛10時27分着・10時37分発~富良野11時25分着・15時22分発~札幌17時22分着。
その後は、5月15・16日に『オホーツク1号』『大雪4号』、5月22・23日に『北斗6・19号』、5月29・30日に『おおぞら3・8号』に運用され、それぞれの列車名には「HOKKAIDO LOVE!」のキャッチコピーが冠される。