メルセデスベンツの小型電動SUV『EQA』、世界受注が2万台に…発表から2か月半

メルセデスEQ車に共通するブラックパネルのフロントグリル

ナビシステムが充電を支援

MBUXインフォテインメントシステム

欧州仕様の1回の充電での航続は最大で486km

メルセデスベンツ EQA
メルセデスベンツ EQA全 23 枚

メルセデスベンツは4月7日、新型EVの『EQA』(Mercedes-Benz EQA)の世界受注台数がおよそ2万台に到達した、と発表した。1月20日の発表から、約2か月半で、2万台を達成している。

写真:メルセデスベンツ EQA

EQAは、「メルセデスEQ」ブランドの新型EVで、ベース車両はメルセデスベンツ『GLA』新型となる。EQAはGLA新型の優れた機能をすべて取り入れたうえで、高効率の電動パワートレインを組み合わせているという。

メルセデスEQ車に共通するブラックパネルのフロントグリル

エクステリアには、メルセデスEQ車に共通するブラックパネルのフロントグリルを備えている。前後の連続したライトストリップも特長だ。水平の光ファイバーストリップは、フルLEDヘッドランプのデイタイムランニングライトとつながっており、昼夜を問わず、高いレベルの視認性を実現するという。

ヘッドランプ内の青色のハイライトは、メルセデス-EQブランドらしい外観を演出するものだ。LEDテールランプは、テーパー状のLEDライトストリップに組み込まれており、リアのワイド感を強調している。リアのナンバープレートは、GLA新型とは異なり、バンパーに配置される。アルミホイールは、最大で20インチ。2色または3色仕上げも選択でき、ロゼゴールドまたはブルーのアクセントトリムが付く。

前面空気抵抗を示すCd値は0.28とした。閉じられた冷却空気制御システムをはじめ、エアロダイナミクス性能を追求した前後バンパー、シールドされたアンダーボディ、エアロホイール、前後ホイールのスポイラーなどが採用されている。

ナビシステムが充電を支援

インテリアは、新スタイルのバックライト付きトリムや空調ダクト、シート、ロゼゴールドカラーの装飾トリムなどが特長になる。リアシートの背もたれは、40対20対40の3分割折りたたみ式とした。EV専用のディスプレイを備えたメーターは、ロゼゴールドとブルーの配色パターンを採用している。

乗車前に、EQAの空調を最適に設定しておくことが可能だ。この機能は、「MBUX」(メルセデスベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)インフォテインメントシステム、またはスマートフォンの「Mercedes me」アプリから操作できる。

「Electric Intelligence」を備えたナビゲーションシステムが標準装備される。目的地までの最短ルートを計算。地形や天候などの要因を取り入れながら、シミュレーションした航続に基づいて、ルート途中での充電を計画してくれる。

「Mercedes me Charge」を利用すると、世界最大の充電ネットワークにアクセスできる。現在、世界31か国の45万か所以上のACおよびDC充電ステーションを擁する。欧州では、17万5000を超える充電ポイントで充電できる。Mercedes me Chargeを使用すると、さまざまなプロバイダーの充電ステーションを利用できると同時に、支払いが簡単に行えるという。

MBUXインフォテインメントシステム

直感的に操作できるMBUXインフォテインメントシステムが標準装備される。MBUXは、さまざまなオプションを使用してカスタマイズできる。強力なコンピューター、鮮やかな画面とグラフィックス、フルカラーのヘッドアップディスプレイ(オプション)、拡張現実(AR)機能を備えたナビゲーション(オプション)、学習ソフトウェア、音声制御アシスタントなどが特徴だ。

メディアディスプレイの「メルセデスEQタイル」を使用して、充電オプション、電力消費量、エネルギーフローに関連するメニューを呼び出すことができる。メータークラスター内の右側のディスプレイは、タコメーターの代わりに電力計を配置した。上の部分には使用された電力のパーセンテージを示し、下の部分には回復状況を示す。

充電なしで目的地に到達できるかどうかを示すことも可能だ。走行状況によって色が変化する。例えば、ブースト処理中は表示が白に変わる。気分に応じて、またはインテリアに合わせて、4つの異なるスタイルを選択できる。

欧州仕様の1回の充電での航続は最大で486km

最初に登場する「EQA250」グレードには、最大出力190hpを発生するモーターを搭載する。100km走行あたりの消費電力は、15.7kWhとなる予定だ。その後、最大出力272hpのモーターを搭載する4WDモデルが追加される。

欧州仕様のEQA250のNEDC(新欧州サイクル)による航続は、最大で486km。2層構造のリチウムイオンバッテリーは、車両のフロア下に配置された。このリチウムイオンバッテリーの蓄電容量は66.5kWhだ。電動パワートレインをシャシーとボディから隔離する対策を施すなど、NVH性能を追求している。

このEQAの世界受注台数が、およそ2万台に到達した。EQAは1月20日に発表されたが、高レベルの受注と顧客からの問い合わせを受けているという。EQAの欧州での納車は、3月末に開始されたばかりだ。

メルセデスベンツのマーケティング担当、ブリッタ・シーガー取締役は、「すでに約2万台の受注を獲得。EQAに対する顧客からのフィードバックが、2021年のメルセデスEQのキックスタートを可能にする」と語っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 8月から車検が変わる…ヘッドライトの「黄ばみ」に注意! DIYよりプロに相談
  2. ピックアップトラックの荷台に、積載型キャンピングキャビン「INFINITY 01」発表…Moon Star Export
  3. 日産『プリメーラ』、EVで約20年ぶりに復活…フィリピンモーターショー2026
  4. スズキ、『ジムニー シエラ GOZEL』初公開へ…6月14日「ジムニーサンライト2026」
  5. ダイハツ『ロッキー』が3列7人乗りSUVに!?「ロッキースペース」登場の可能性は
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ホンダ「2026ビジネスアップデート」…次世代HV15車種投入、2029年度営業利益1兆4000億円
  2. 自動車メーカーの体験拠点、5タイプで整理…都心ショーケースから大型複合まで
  3. ダイフク、520億円の成長投資でマザー工場再開発とドイツ企業買収…2030年に売上高1兆円へ
  4. ボルボカーズ、2028年以降の車両にアプティブのGen 8レーダー採用へ…悪天候や複雑な市街地でも高精度センシング
  5. 中国勢にも対抗する競争力のあるSDV開発に必要なものとは…アステモサイプレモス 木村篤仁氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る