ヤマハ発動機、ライディング技量を見える化する「YRFS」を開発 スキルアップを支援

「YRFS」を用いた講習風景と、受講者に提供される分析・評価のフィードバックシート
「YRFS」を用いた講習風景と、受講者に提供される分析・評価のフィードバックシート全 2 枚
ヤマハ発動機は、走行技量を可視化しフィードバックする「YRFS(ヤマハ・ライディング・フィードバック・システム)」を開発し、4月10日から安全運転啓発活動「YRA(ヤマハ・ライディング・アカデミー)」で導入する。

YRFSは、車両の位置・速度のデータをGPSロガーで取得し、走行時の「加速・減速」と「旋回」を“見える化"するシステム。レッスン中に撮影したコーナリング時のライディングフォームと走行データを載せたフィードバックシートをレッスン受講後に提供する。また、それらを照らし合わせることで浮き彫りになった受講者の課題やレッスン中のアドバイスを「インストラクターコメント」として提示。これらにより受講者のライディング技術向上をサポートする。

ヤマハ発動機では、独自の開発思想「人機官能」を探求する過程で、ヒトの操縦および車両の運動特性の研究を重ねている。YRFSはそうした研究で獲得した知見や技術の一部を用いて開発。車両を問わないシンプルなパッケージのため、国内の安全運転啓蒙活動での活用を皮切りに、タイや中国など海外の指導現場にも順次導入していく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『IS』改良新型、表情一新…2026年発売へ
  2. スバル、米国顧客満足度指数調査で総合1位…安全性部門は6年連続首位
  3. ルノー『ルーテシア』新型、新デザインで大胆チェンジ…IAAモビリティ2025
  4. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  5. ダイビングで拾ったゴミとMITSUBISHIトライトンで見つけた新しい相棒関係PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る