ジェイテクト、EVモータ用高速回転グリース潤滑玉軸受を開発…世界トップクラス高速回転

開発品
開発品全 3 枚

ジェイテクトは6月24日、世界トップクラス高速回転を実現した、電気自動車(EV)駆動ユニットモータ用のグリース潤滑玉軸受を開発したと発表した。

急速な勢いで普及しているEVは、電費向上に直結するモータの小型・高出力化が進んでおり、モータを支持する軸受にはさらなる高速回転性能が要求されている。そのため、高速回転下でも破損や焼付きが発生しない軸受の開発が課題となっている。

ジェイテクトでは、こうしたニーズに応えるため、さらなる高速回転性と信頼性を追求した軸受を開発した。高速回転時の保持器に作用する遠心力による応力緩和や各部寸法設計の適正化を図ることでdmn(ベアリングの回転性能を表す値:ピッチ円直径mm×回転速度min-1)185万以上を実現。モータの小型・高出力化による高速回転化に対応し、電費の向上と航続距離の延長に貢献する。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  3. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る