BMW 2シリーズクーペ 次期型、7月デビューへ…グッドウッド2021

名車BMW『2002』の最新の解釈に

ドイツ・ニュルブルクリンク北コースでのテスト走行など開発は最終段階に

7月8日のデビュー直後にグッドウッドの丘を初走行する予定

BMW 2シリーズ・クーペ 次期型のプロトタイプ
BMW 2シリーズ・クーペ 次期型のプロトタイプ全 11 枚

BMWは6月25日、次期『2シリーズクーペ』(BMW 2 Series Coupe)を7月8日、英国で開幕する「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」において初公開すると発表した。

写真:BMW 2シリーズ・クーペ 次期型のプロトタイプ

名車BMW『2002』の最新の解釈に

2シリーズクーペは2013年秋、欧州で発表された。コンパクトな2ドアスポーツクーペが、2シリーズクーペだ。初代の登場からおよそ8年でモデルチェンジを行うべく、2世代目となる次期型の開発が進められている。

現行『2シリーズ』のラインナップは、2ドアクーペの『2シリーズクーペ』、4ドアクーペの『2シリーズグランクーペ』、MPVの『2シリーズ アクティブツアラー』、『2シリーズ グランツアラー』がある。このうち、駆動方式FRを基本にしているのは、2ドアクーペの2シリーズクーペのみだ。2シリーズグランクーペ、2シリーズ アクティブツアラー、2シリーズ グランツアラーは、駆動方式FFを基本にしている。次期2シリーズクーペは現行型と同じく、駆動方式FRを基本にする。

次期2シリーズクーペは、BMWのドライバー志向のコンパクトでパワフルな2ドアモデルの長い伝統を引き継ぎ、伝説的なBMW『2002』の最新の解釈を表しているという。コンパクトなサイズ、卓越したドライビングダイナミクス、6気筒エンジンと後輪駆動、そして新しいデザインにより、次期2シリーズクーペはセグメントでユニークな存在になる、と自負する。

ドイツ・ニュルブルクリンク北コースでのテスト走行など開発は最終段階に

現在、BMW 2シリーズクーペ次期型の開発は、最終段階にある。サーキット条件下での走行テストをはじめ、サスペンションシステムのダイナミクステストとチューニングに取り組んでいる。 2ドアのコンパクトスポーツカーは、プレミアムコンパクトセグメント車らしさを追求しており、スポーティでエモーショナルなドライビング体験を実現するために、テスト走行を行い、慎重にチューニングを進めているという。

競争の激しいセグメントにおける次期BMW2シリーズクーペ独自のセールスポイントには、後輪駆動(FR)を基本にしたセットアップ、パワフルな直列6気筒エンジン、ほぼ50:50のバランスの取れた前後重量配分が含まれている。ねじれ剛性の高いボディとシャシーのテクノロジーは、俊敏でダイナミックなパフォーマンスのために設計されている。

開発において、ドイツ・ニュルブルクリンク北コースでのテスト走行とチューニングは、サスペンション、シャシー、ダンピング、ステアリング、ブレーキシステムの究極のテストの場に位置付けられる。さらに、ミュンヘン周辺の公道とマイザッハのBMWグループのプルービンググラウンドでのテストにより、次期BMW 2シリーズクーペのダイナミックな運転性能が、日常走行をはじめ、さまざまな走行状況でも体験できることが確認されているという。

7月8日のデビュー直後にグッドウッドの丘を初走行する予定

次期2シリーズクーペは7月8日、英国で開幕するグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで初公開される予定だ。グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードは1993年、マーチ卿がイングランドのウエストサセックス州グッドウッドの広大な邸宅で始めたイベンで、世界中から新旧のレーシングカーをはじめ、希少な自動車が集まる。

フェスティバルの恒例行事が、ヒルクライムだ。スーパーカーを含めた市販車だけでなく、F1やWRC(世界ラリー選手権)マシンなどが、およそ1.9kmのコースを一気に駆け上がり、観客を沸かせる。

次期2シリーズクーペは7月8日9時、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード内のBMWの特設ブース、「BMWMタウン」で発表される。その直後の9時40分からの「ファーストグランス」カテゴリーにおいて、グッドウッドの丘を初走行する予定。

《森脇稔》

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