自動車事故被害者の救済対策---今後の方向性をとりまとめ 国交省

今後の自動車事故被害者救済に関する課題と方向性の概要
今後の自動車事故被害者救済に関する課題と方向性の概要全 3 枚

国土交通省は7月13日、今後の自動車事故被害者救済対策の方向性を策定したと発表した。

自動車事故の状況は改善傾向にあるものの、自動車事故による死者や、後遺障害に悩まれている被害者は多く存在しており、救済対策の充実が必要不可欠だ。国土交通省では、自動車事故被害者救済対策の充実に向けて検討するため、「今後の自動車事故被害者救済対策のあり方に関する検討会」を設置して議論、今回、報告書をまとめた。

それによると、目指す方向として「後遺障害の残った人が治療やリハビリの機会の提供を安心して受けられる環境を整備」するとともに「介護者なき後に対する不安や事故直後における不安の軽減を図るため、安心できる支援策を具体化」する。

対応として療護施設は「サービスの充実」に重きを置く方向で検討する。遷延性意識障害、脊髄損傷、高次脳機能障害それぞれの障害の置かれている状況を踏まえたリハビリの機会確保を検討することも提言している。

また「介護者なき後」を見据えた「生活の場」の確保策の充実や、事故直後の方への情報提供の充実を検討するべきとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. いつでもビーチ気分! 夏仕様のSUV『ハバナ』が30台限定で登場、499万円から
  3. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  4. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
  5. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る