タイヤの空気漏れを防ぐ「コアシール」、住友ゴムが第1弾商品をドイツで発売

ファルケン ユーロオールシーズン AS210
ファルケン ユーロオールシーズン AS210全 2 枚
住友ゴム工業は7月21日、タイヤの空気漏れを防ぐ「コアシール」技術を採用した第1弾商品「ファルケン ユーロオールシーズン AS210」をドイツで発売したと発表した。

コアシールはタイヤトレッド部の裏側にシーラント剤(粘着性・粘度のある特殊材料)を塗布する技術。トレッド部の裏側まで貫通する損傷が発生した場合、塗布されたシーラント剤が穴を塞いで空気漏れを防ぐ。パンク時でも空気圧を維持したまま走行可能なため、安全性の向上と、スペアタイヤ不要による省資源・軽量化・車両設計の自由度向上を同時に実現する。

発売サイズは235/55R18 104V XLおよび225/50R17 98V XL。

住友ゴムはコアシール以外にもランフラットタイヤ技術「ダンロップ セルフサポーティング テクノロジー(DSST)」を採用したタイヤの発売や、空気充填を不要としたエアレスタイヤ「ジャイロブレイド」の開発など、スペアレス技術の開発を積極的に推進。今後も安全性能と環境性能を両立させた商品開発を進めていく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  4. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  5. 「みんなガソリン車が欲しいんだよ…」フィアットの新コンパクト『グランデパンダ』、6速MT登場に日本のファンも反応
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る