GMが最新「スーパークルーズ」導入へ、自動車線変更も可能に…米2022年型

北米の32万kmの高速道路でハンズフリー走行が可能

スーパークルーズ対応の高速道路を「Googleマップ」アプリに表示

キャデラックやGMCハマーEVなど6車種に設定

GMC シエラ の2022年モデルに導入される最新の「スーパークルーズ」
GMC シエラ の2022年モデルに導入される最新の「スーパークルーズ」全 9 枚

GMは2022年第1四半期(1~3月)、米国向け2022年モデルの6車種に、最新の「スーパークルーズ」を導入する。7月23日、GMが発表した。

【画像全9枚】

北米の32万kmの高速道路でハンズフリー走行が可能

GMは2017年、キャデラックブランドに初めて、北米の高速道路でハンズフリー運転が可能なスーパークルーズを設定した。それ以来、機能を追加し、スーパークルーズ対応の高速道路の拡張や、より多くのモデルで利用できるようにしてきた。現在までに、米国とカナダでスーパークルーズを利用している顧客は、延べ約1000万マイルを走行したという。

ハンズフリー高速道路運転支援システムのスーパークルーズは、地図情報データベース、ライダー(LiDAR)、高精度GPS、最先端の「ドライバー・アテンション・システム」、カメラとレーダーセンサーのネットワークを組み合わせている。緊急時には、車載テレマティクスサービス「オンスター」と連動する機能も備えており、ユーザーは、アメリカとカナダの合計32万kmにおよぶ自動車専用高速道路を、ハンズフリーで走行することができる。

また、スーパークルーズのドライバー・アテンション・システムは、ドライバーの車両コントロールをサポートする。進行方向に注意を向ける必要がある時には、警告を発して知らせてくれる。ドライバーは、スーパークルーズを使用している間であっても、常に注意を払う必要がある。

スーパークルーズ対応の高速道路を「Googleマップ」アプリに表示

最新のスーパークルーズには、多くの新機能が採用される。SUVやピックアップトラックでトレーラーを牽引する機会の多いユーザーは、ボートを載せたトレーラーやキャンピングカーを牽引しながら、ハンズフリー運転できるようになる。

また、「自動車線変更」機能も導入される。このテクノロジーは、交通信号に従いながら、車線変更のタイミングが最適であるかどうかを示し、車線変更の操作を車両がドライバーに代わって開始する。

さらに、ナビゲーション表示が強化される。スーパークルーズ対応の高速道路は、「Googleマップ」アプリを組み込んだ車載ナビゲーションシステムに表示される。ルート選択時には、ハンズフリー運転が可能なルートを表示する。

キャデラックやGMCハマーEVなど6車種に設定

最新のスーパークルーズは、キャデラック『エスカレード』、『CT4』、『CT5』、シボレー『シルバラード』、GMC 『ハマーEVピックアップ』、『シエラ』の6車種の2022年モデルで利用できるようになる。

最新のスーパークルーズは今後、キャデラック『リリック』やGMC『ハマーEV SUV』 を含む22車種で、2023年までに利用可能になる予定。キャデラック『XT6』やシボレー『ボルトEUV』も対象に含まれる予定だ。

より多くの帯域幅とデータ処理能力を持つGMの「ビークルインテリジェンスプラットフォーム」が、スーパークルーズの機能強化を可能にした。また、デジタルプラットフォームにより、GMは無線アップデートを通じて、既納の2021年モデルのユーザーが、最新のスーパークルーズを利用できるようにする。

GMのスーパークルーズのチーフエンジニアのマリオ・マイオラナ氏は、「スーパークルーズの新機能は、走行中の95%の時間、ハンズフリー運転を可能にする。ドライバーがステアリングホイールから手を放し、車内でより快適な時間を過ごすという目標に向けた重要なステップになる」と語っている。

《森脇稔》

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