ジャガー XF 、初の「R-DYNAMIC BLACK」設定…2022年型を欧州発表

グロスブラック仕上げのエクステリア

「Pivi Pro」インフォテインメントシステム

48Vマイルドハイブリッドの燃費は20.4km/リットル

ジャガー XF の2022年モデル
ジャガー XF の2022年モデル全 10 枚

ジャガーカーズは8月25日、ジャガー『XF』(Jaguar XF)の2022年モデルを欧州で発表した。サルーンとワゴンの「スポーツブレーク」が用意されている。

写真:ジャガー XF の2022年モデル

グロスブラック仕上げのエクステリア

2022年モデルには、すでに『XE』に用意されている「R-DYNAMIC BLACK」グレードを、XFに初設定する。XFのR-DYNAMIC BLACKでは、フロントグリル、グリルサラウンド、サイドウィンドウ周り、フェンダーベント、ドアミラーカバー、サイドシル、リアのエンブレム、ルーフレール(スポーツブレーク)にグロスブラック仕上げが施された。プライバシーガラスとパノラマルーフも標準装備されている。

足元には、グロスブラック仕上げの19インチアルミホイール「スタイル5106」で引き締められた。赤いブレーキキャリパーも採用された。R-DYNAMIC BLACK以外のすべてのモデルには、グロスブラック仕上げによって、さらにダイナミックな外観を可能にする「ブラックエクステリアパック」が用意されている。

2022年モデルのインテリアには、サテンチャコールアッシュなどの仕上げが施されたウッドパネルを装着する。ペダルは明るいメタル仕上げ。インテリア照明は、従来の10色から30色に選択肢が増えたプレミアムキャビン照明機能を導入している。ジャガー XF の2022年モデルジャガー XF の2022年モデル

「Pivi Pro」インフォテインメントシステム

インテリアの中心には、「Pivi Pro」インフォテインメントシステムを制御する11.4インチの曲面ガラスHDタッチスクリーンがある。このタッチスクリーンは、エレガントなマグネシウム合金フレームに組み込まれる。SpotifyやApple「CarPlay」などのさまざまな組み込みアプリを標準搭載。グーグルの「AndroidAuto」も標準だ。

新しい便利なテクノロジーとして、「Software-Over-The-Air(SOTA)」機能が採用された。ソフトウェアは無線通信でアップデートされ、常に最新のソフトウェアを利用できる。車両を最新の状態に保つことは、ユーザーが最新のソフトウェアに更新するために、ディーラーを訪れる必要がないことを意味するという。

Pivi Pro接続は、組み込みのデュアルSIM機能によって提供される。2つのLTEモデムにより、パフォーマンスを損なうことなく、ストリーミングメディアやSOTAアップデートのダウンロードなどの複数の機能を同時に実行できるという。

Pivi ProはBluetooth経由で2台のスマートフォンを同時に接続することもでき、オプションのワイヤレスデバイス充電パッドにはネットワーク受信を向上するための信号ブースターがある。システムはまた、車両の外部アンテナによって、通話品質を高めている。

48Vマイルドハイブリッドの燃費は20.4km/リットル

2022年モデルでは、直噴2.0リットル直列4気筒ターボディーゼル「インジニウム」エンジンに、48Vのマイルドハイブリッド技術を搭載する。新開発のマイルドハイブリッドシステムは、エンジンにベルト一体型スタータージェネレーター「BiSG」を組み込み、減速やブレーキング時のエネルギーを回収し、トランク床下の48Vのリチウムイオンバッテリーに蓄える。バッテリーに蓄電されたエネルギーが、加速時にエンジンをアシストする。より洗練されたレスポンスの高いストップ/スタートシステムも可能にしている。

直噴2.0リットル直列4気筒ターボディーゼル+48Vマイルドハイブリッドは、最大出力204ps、最大トルク43.8kgmを獲得する。このエンジンには、可変ジオメトリターボチャージャーテクノロジーを採用する。低回転域では、ターボチャージャーのベーンが回転して、排気ガス流量を引き上げて圧力を高め、迅速なトルクレスポンスと加速を可能にする。高回転域では、ターボチャージャーのベーンが開き、最大の排気ガス流量を確保して、ピークパワーを獲得する。

トランスミッションは8速ATだ。欧州複合モード燃費は20.4km/リットル、CO2排出量は130g(いずれもWLTPテストサイクル)の環境性能を実現している。

《森脇稔》

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