コロナ禍での移動、健康を意識した手段を選択 定額カルモくん調べ

定期調査:新型コロナの流行による移動手段の変化(5回目)
定期調査:新型コロナの流行による移動手段の変化(5回目)全 6 枚

月額定額カーリース「おトクにマイカー 定額カルモくん」を運営するナイルは、新型コロナの流行による移動手段の変化ついて5回目の定期調査を実施。健康を意識して移動手段を選んでいる人が多くなっていることが明らかになった。

新型コロナウイルス感染症の流行を受け、公共交通機関の利用が減り、自家用車や自転車の利用が増えているということは前回の定期調査からわかっているが、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が断続的に行われている現在、移動手段の変化はどうなっているのか、自粛慣れや行動への緩みも報道されている中、実際どう変化してきているのか。9月8日から21日までの期間、全国の男女2080人を対象に調査を実施した。

まず、コロナ禍前に主に利用していた移動手段を聞いたところ、「自動車」が40.3%、次いで「公共交通機関」が34.9%と7割以上を占める。以下、「自転車」(11.4%)、「徒歩」(10.4%)、「バイク」(1.3%)、「その他」(1.7%)が続く。「その他」の中には、カーシェア、レンタカー、タクシーなどの回答があった。

現在、主に利用している移動手段は「公共交通機関」が34.9%から26.2%に減少している一方で、「自家用車」が40.3%から44.8%、「自転車」は11.4%から13.2%へと増加。人ごみなど不特定多数の人との接触をさける移動手段に変更している人が多いようだ。

公共交通機関の利用が減少している理由については、47.8%が「感染予防のため」と回答。過去に行った数度の調査でも、「人ごみを避けたい」「他人との接触を避けたい」などの回答があり、同じような考えから公共交通機関を使う方が減っているようだ。また、今年4月に行った第4回の調査よりも「外出自粛のため」と回答した方の割合がやや増加しており、「そもそも外出しなくなった」「都会に出かけなくなった」人も増えていることがわかった。

自家用車の利用については、コロナ禍前が40.3%だったのに対して、現在は44.8%に増加している。その理由については81.5%が「感染予防のため」と答え、「人と接触するのを避けたい」「公共交通機関は使いたくない」「密を避けたい」などの意見があった。「その他」の中には、「車は生活に必要だから」「環境が変わったため」などの回答があった。

自転車の利用については、コロナ禍前が11.4%だったのに対して、現在は13.2%と増加している。その理由については、65.3%が「感染予防のため」と答え、「密を避けるため」「人との接触を避けるため」「公共交通機関を使用しなくなったため」などの意見があった。また、「健康のため」が理由という10.5%の中には、「気分転換によく健康的だから」「家にいることが多く運動不足だったから」などの回答もあり、今年4月の調査時同様に健康を意識している人が多いことがわかった。

昨年の4月から継続実施しているコロナ禍における移動手段の調査だが、外出する際は、継続して公共交通機関の利用を避け、自家用車や自転車などより感染リスクが低い手段を選んでいる人が多いことがわかった。さらに、テレワークやオンラインでの授業などの影響もあり、体を動かす機会が減っていることから、健康を意識して移動手段を考えている人も多くなっていることがわかった。

《纐纈敏也@DAYS》

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