トヨタ、11月のグローバル生産は当初計画から10-15万台減…年間900万台レベルは維持

トヨタ自動車東日本岩手工場(新型アクア)
トヨタ自動車東日本岩手工場(新型アクア)全 1 枚

トヨタ自動車は10月15日、2021年11月の生産計画を発表。グローバル生産台数は、当初計画より約10~15万台少ない85~90万台となる見込みだとした。

トヨタ自動車では8月以降、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染拡大等に伴う部品供給不足により、計画比での減産が続いている。当初、11月の生産計画は挽回生産分を織り込み、100万台レベル(2020年11月実績は約83万台)の生産を目指していたが、依然一部において部品不足の影響が残ることから、国内で約5万台、海外で約5万~10万台、グローバルで合計約10万~15万台の見直しを行う。

なお、2022年3月期の通期生産台数見通しは、東南アジアでの新型コロナウイルスに対する規制緩和が図られてきていること、9月と10月の減産幅が前回公表時から10~15万台縮小できる見込みであることから、引き続き900万台レベルの維持を見込んでいる。

11月は国内全14工場28ライン中、4工場6ラインで1日から5日、のべ17日、稼働停止を行う。トヨタ10車種、レクサス6車種が影響を受ける。

稼働を停止する工場、日程、生産車種は以下の通り。

トヨタ自動車堤工場:第2ライン
稼働停止日程:11月5日(金)
生産車種:トヨタ・カローラスポーツ、トヨタ・カムリ、レクサス・ES

トヨタ自動車九州宮田工場:第1ライン
稼働停止日程:11月12日(金)、19日(金)
生産車種:レクサス・NX、レクサス・CT、レクサス・UX、レクサス・UX300e

トヨタ自動車九州宮田工場:第2ライン
稼働停止日程:11月12日(金)
生産車種:レクサス・ES、レクサス・RX

トヨタ自動車東日本岩手工場:第1ライン
稼働停止日程:11月4日(木)、5日(金)、8日(月)、12日(金)、15日(月)
生産車種:トヨタ・C-HR、トヨタ・アクア

トヨタ自動車東日本岩手工場:第2ライン
稼働停止日程:11月4日(木)、5日(金)、8日(月)、12日(金)
生産車種:トヨタ・ヤリス、トヨタ・ヤリスクロス

トヨタ自動車東日本宮城大衡工場
稼働停止日程:11月4日(木)、5日(金)、8日(月)、12日(金)
生産車種:トヨタ・ヤリスクロス、トヨタ・シエンタ、トヨタ・カローラアクシオ、トヨタ・カローラフィールダー、トヨタ・JPN Taxi

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 外装も内装も「どピンク」な超高級SUV、ベントレー特注部門のスゴ技とは
  2. ジープ『チェロキー』新型、新写真からリアデザインが判明
  3. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  4. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  5. ついに生産終了、スズキ『Vストローム650』がなぜ今も「傑作マシン」と語り継がれるのか
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る