日本のFF箱型ミニバンの元祖!歴代ホンダ『ステップワゴン』の高機能ぶり【懐かしのカーカタログ】

ホンダ・ステップワゴン 初代
ホンダ・ステップワゴン 初代全 10 枚

日本のFF箱型ミニバンの元祖、ホンダ『ステップワゴン』。6代目が姿を現したところだが、今回はその歴代モデルの高機能なミニバンぶりを振り返ってみたい。

【画像全10枚】

初代(1996年)

ホンダ・ステップワゴン 初代ホンダ・ステップワゴン 初代

“オブ・ラ・ディ・オブ・ラ・ダ”に乗せて「こどもといっしょにどこいこう」のナレーション。そんな印象的なCMで初代ステップワゴンはデビューを飾った。“クリエイティブムーバー”の第3弾で、FF・1.5BOXの低床フラットフロア、5ナンバーボディと、その後のミニバンの手本となるパッケージングが特徴。

ホンダ・ステップワゴン 初代ホンダ・ステップワゴン 初代

1830mm(4WD車は1845mm)の背の高い超箱型のスタイル、新型で復活した縦長のテールランプがトレードマーク。8人乗りを基本にした室内では、2~3列の対面レイアウトなど、自在なシートアレンジを可能に。搭載エンジンは2リットルで当時の燃費(10・15モード)はFF車で11.2km/リットル。

2代目(2001年)

ホンダ・ステップワゴン 2代目ホンダ・ステップワゴン 2代目

2代目は、大好評だった初代の後を受け、機能をより進化させて登場。室内長(+70mm)、室内高(+15mm)、室内幅(40mm)がそれぞれ拡大。スライドドア部のワンステップフロアは初代よりさらに45mm低いステップ高420mm(FF)とした。

ホンダ・ステップワゴン 2代目ホンダ・ステップワゴン 2代目

シートアレンジでは、2列目を回転させず反転させることで対座モードにするユニークなバタフライシートほか、3列フルフラットモードなども設定。運転席まわりでは初代のコラムシフトからインパネシフトに変更。折り畳み電動自転車のステップコンポも用意された。03年にはエアロ仕様の「スパーダ」と2.4リットルモデルが登場。

3代目(2005年)

ホンダ・ステップワゴン 3代目ホンダ・ステップワゴン 3代目

2代目に対して全高を75mm低くしながら、60mmの低床化を実現し、それまで同等の1350mmの室内高を確保。390mmという低い2列目の床面地上高も実現した。2~3列目に設定した乗用ミニバン初のフローリングフロア(2色を設定)、白色の合わせガラスを使った1680×500mmの大型トップライトルーフなども特徴だった。エンジンは2リットルと2.4リットルで後者のFF車にはトルクコンバーター付きCVTを採用。

4代目(2009年)

ホンダ・ステップワゴン 4代目ホンダ・ステップワゴン 4代目

歴代モデルの流れでいうと、再び、広さ、大きさを際立たせた室内空間を確保。室内高1395mm、室内長はクラストップの3095mmとした。リヤフロアの構造の工夫で3列目シートを床下にフラットに収められる3列目床下格納シートも採用。前後1400mm×左右840mmの世界最大級のガラス面積のスカイルーフも採用した。機能ではヒルスタートアシスト、マルチビューカメラなどを設定。

5代目(2015年)

ホンダ・ステップワゴン 5代目ホンダ・ステップワゴン 5代目

搭載エンジンにはホンダ初の採用だった直噴1.5リットルVTEC TURBOを採用。2.4リットル並のトルクと、クラストップレベルの低燃費を達成した。また歩行者検知を加えた安全運転支援システムHonda SENSINGも搭載。

ホンダ・ステップワゴン 5代目ホンダ・ステップワゴン 5代目

機能面では大開口のテールゲートに横開き式のサブドアを備えた“わくわくゲート”や、左右個別に床下格納が可能な“マジックシート”を設定。“ビューティリティリビング”と名付けられた、スッキリと機能的な北欧調の室内デザインも特徴。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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