国鉄型電車が長崎本線最後のツアー…門司港-長崎間に415系 8月20・21日

JR九州に在籍する電車では唯一の国鉄近郊型であり、かつ交直両用である415系。
JR九州に在籍する電車では唯一の国鉄近郊型であり、かつ交直両用である415系。全 5 枚

JR九州は7月27日、「415系長崎本線横断号 THE FINAL」を8月20・21日に門司港~長崎間で運行すると発表した。

9月23日に西九州新幹線武雄温泉~長崎間が開業すると、並行在来線の長崎本線肥前山口(9月23日から江北)~諫早間が上下分離方式へ移行するが、同時に交流電化されている肥前浜~諫早~長崎間が非電化区間となるため、長崎本線に415系が入線するJR九州主催のツアーはこの列車で最後になるという。

現在、JR九州の415系は南福岡車両区と大分車両センターに配置されており、鋼製・セミクロスシート車の100・200番台、鋼製・ロングシート車の100・200・500番台、ステンレス製・ロングシート車の1500番台があるが、ツアーに充当されるのは大分車両センターの鋼製・セミクロスシート車となる。

8月20日は門司港発、8月21日は長崎発で運行され、各日の最少催行人員は77人。旅行代金は1万1000円~2万2500円で、申込みは7月28日9時30分から「STORES」の予約サイトで受け付ける。

ツアーの行程。ツアーの行程。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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