日産の自動運転タクシーだけじゃない、トヨタとホンダの動きは?…中国国際輸入博覧会

第5回中国国際輸入博覧会 トヨタ中国ブース
第5回中国国際輸入博覧会 トヨタ中国ブース全 8 枚

中国・上海市で11月5~10日に開催された第5回中国国際輸入博覧会(CIIE)においては、日産自動車が江蘇省蘇州市にロボットタクシーの新会社「日産モビリティサービス有限公司」を設立すると発表したが、トヨタやホンダにも動きがある。

◆「環境」「スマート交通」「Mobility for All」の3エリアに分け展示

まずトヨタ自動車は、今回のブース全体のテーマとして「イノベーションの開放、将来的なWin-Win」を掲げ、「環境」「スマート交通」「Mobility for All」の3つのエリアに分け、それぞれで中国における産学共同状況を公表した。

「環境」エリアでは、全方位の環境技術とエネルギー管理システムにより、環境保護の持続可能な未来の社会建設に貢献する、とし、『bZ4X』『bZ3』のBEV、第5世代THSのハイブリッド技術、FCVの『MIRAI』を展示した。

第5回中国国際輸入博覧会 トヨタ中国ブースの『MIRAI』
第5回中国国際輸入博覧会 トヨタ中国ブースのFC大型トラック

「スマート交通」では、交通事故死傷者ゼロの最終的目標のため、すべての人が安全にお出かけができるインテリジェント化された交通建設に貢献する、とし、日本以外では初めての公開となるラストワンマイルを解決するBEV『コムス』を発表。現在清華大学と自動運転レベル4に関する実証実験を展開している、とした。


《有田直矢@インサイツ》

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