スズキは1月26日、2030年度に向けた成長戦略についての説明会を開催。鈴木俊宏社長はカーボンニュートラル社会の実現に向け、電気自動車(EV)などの電動車開発や先進技術開発に2兆円、バッテリーEV工場の建設などの設備投資に2兆5000億円、合計4兆5000億円投じると発表した。
「主要事業地域である日本・インド・欧州を核にして、カーボンニュートラル社会の実現とインド、アセアン、アフリカなどの新興国の経済成長に貢献していく」と鈴木社長は述べ、各国政府が掲げるカーボンニュートラル達成目標時期に基づき、日本・欧州で2050年、インドでは2070年のカーボンニュートラルの達成を目指していくという。