高度化する自動車ソフトウェア…現場はコードをどう管理すればいいのか?

コード管理ツール:CODEBEAMERの画面例
コード管理ツール:CODEBEAMERの画面例全 7 枚

自動車に限ったことではないが、あらゆる工業製品、製造業はソフトウェアなしにものづくりが成立しない時代になっている。SDVやソフトウェアファーストといったバズワードが飛び交うが、現場としては増え続けるコードの管理を何とかしたいのではないだろうか。

いや、むしろ今後の車両開発においてボルトやコンポーネントの部品管理とともにソフトウェアのアセット管理、コード管理がまともにできないメーカーは、欠陥やリコールを多発する羽目になる覚悟をしておいたほうがいいだろう。

◆自動車業界のソフトウェア開発:5つの課題

近年のソフトウェア開発では「アジャイル」や「DevOps」といった新しいスタイルが浸透しつつある。開発環境やツールはクラウドベースのモダンなものになってきているが、同時に機能安全や品質管理、セキュリティといった問題にも対応しなければならない。製造業の場合は、これらがハードウェアの機能、品質、セキュリティとも統合・連携させる必要があり、設計から運用の難易度、複雑度が上がる。

一般には、設計要件、開発作業、テスト、運用といった開発ライフサイクルの中で管理していく。ソフトウェアであればアプリケーションライフサイクルマネジメント(ALM)というフレームワークがある。自動車や医療機器、アビオニクスに関する製造業は、ALMの視点では次のような5つの課題があると、山田篤伸氏(PTCジャパン 製品技術事業部長 専務執行役員)は説明する。

《中尾真二》

テクノロジージャーナリスト・ライター  中尾真二

アスキー(現KADOKAWA)、オライリー・ジャパンの技術書籍の企画・編集を経て独立。現在はWebメディアを中心に取材・執筆活動を展開。インターネットは、商用解放される前の学術ネットワークの時代から利用し、ネットワーク、プログラミング、セキュリティについては企業研修講師もこなす。エレクトロニクス、コンピュータのバックグラウンドを活かし、自動車業界についてもテクノロジーを中心に取材活動を行う。

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