パナソニックとマツダ、ソフトウェア開発の新プロセスを確立…開発工数2割削減

マツダ CX-60
マツダ CX-60全 2 枚

パナソニック オートモーティブは3月15日、マツダとの共創で自動車用ソフトウェア開発の新プロセスを確立し、開発工数の大幅な削減を実現したと発表した。

[図:ソフトウェア開発の新プロセス]

新プロセスは、マツダの国内向け『CX-60』に搭載のコネクティビティマスタユニット(車載情報制御系システム)の一部に適用されている。

自動車業界では近年、車載情報制御系システムを中心にソフトウェアの大規模化が進み、抜本的な開発の効率化が求められている。これに対し両社では、モデルベース開発による開発効率化に取り組んできた。しかし、自動車のソフトウェア開発では、自動車メーカーと自動車部品メーカーが人の手で文章や図表を記載した仕様書でやり取りしており、記述のあいまいさや不足などから、不具合や設計のやり直し等が発生する可能性があった。

新プロセスは、自動車メーカーの要求仕様の定義から、自動車部品メーカーでの設計、商用ソフトウェアへの自動コード生成までを一気通貫で実施するためのもの。マツダ側のツールとパナソニック オートモーティブ側のツールとの間で、互換性を保証した状態でモデルをやり取りするための共通仕様書(モデル交換仕様書)を策定。開発中のモデルを相互接続し設計検証可能なシミュレーション環境(共有検証ゾーン)を構築した。これにより、設計の手戻りを回避し、開発工数を2割程度削減できる見通しだ。

両社は本開発プロセスの適用範囲の拡大により、さらなる開発効率化を目指すとともに、MBD推進センターなどと連携し、他自動車メーカー、自動車部品メーカー、ツールベンダーなどを巻き込んだ、業界における標準化活動を推進していく。

《纐纈敏也@DAYS》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタのミッドシップスポーツ『MR2』、2028年復活へ…400ps超+AWDか
  2. 高校生の時に手に入れた愛車を23年掛けて自分色に染め上げる…CARTUNE ALL USERS MEET神戸
  3. 「カッコよすぎじゃないですか?」米国ホンダのSUV『パスポート』、2027年日本導入にSNSでは期待の声
  4. 内装材が難燃基準に適合せず『ムーヴ』など1万台リコール…9月掲載のリコール記事まとめ
  5. ライダー必携!?「スマートヘルメット乾燥機」カスタムジャパンが10月発売へ 価格は8680円
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  2. EU「欧州製EV」優遇へ、産業加速法を審議---売れるEVと売れないEV
  3. 廃棄ガラスのフロート板ガラス水平リサイクルに成功、日本板硝子と板硝子協会が国内初実証
  4. ティアフォー、サウジで自動運転バスの実証を推進へ…株価が大幅高
  5. 出光興産、使用済みプラスチックからナフサ製造に成功…グループ一貫の資源循環体制を構築
ランキングをもっと見る