三菱「XRTコンセプト」は新型『トライトン』で確定! 日本再上陸も期待大?[詳細画像]

新型『トライトン』のコンセプトカー『XRTコンセプト』がお披露目。日本再上陸はあるか?
新型『トライトン』のコンセプトカー『XRTコンセプト』がお披露目。日本再上陸はあるか?全 13 枚

三菱自動車は第44回を迎えたバンコク国際モーターショーの会場において、新型『トライトン』のコンセプトカーとなる『MITSUBISHI XRT Concept(XRTコンセプト)』を参考出品した。コンセプトカーの場合は、そのモデルが市販車となったときの車種を隠すことも多いが、今回は発表時のニュースリリースに、トライトンのコンセプトカーであると明記されている異例さである。

新型『トライトン』のコンセプトカー、三菱「XRTコンセプト」

アンベールされるMITSUBISHI XRT Concept(三菱 XRTコンセプト)アンベールされるMITSUBISHI XRT Concept(三菱 XRTコンセプト)

プレスカンファレンスには日本から三菱自動車工業の代表取締役社長である加藤隆雄氏が参加。加藤氏は「トライトンは当社のラインアップの中で最も販売台数が多い世界戦略車です。タイはトライトンの販売台数が世界一であり、トライトンを生産してグローバルに輸出する重要拠点でもあります。タイ政府、メディア、タイ国民の皆様の支援のおかげで、トライトン はタイと国際社会に貢献していると確信しております。私たち三菱自動車にとって、新型トライトンを成功させることは最重要ミッションなのです」と語った。

トライトンはかつて日本でも限定的に販売されたことはあったが、現在は導入されていない。このため、ファンを除けば日本人にはあまり馴染みがないモデルだが、タイを含むASEAN地区はもちろん、オーストラリアなどでも非常に人気の高いモデルで、三菱自動車の最多販売車種だ。今回のトライトンについても、もちろんグローバルで販売が行われる。

◆ラリーを走破する力強さと、大地を疾走する躍動感

MITSUBISHI XRT Concept(三菱 XRTコンセプト)のフロントスタイル。MITSUBISHI XRT Concept(三菱 XRTコンセプト)のフロントスタイル。

アグレッシブで厚みのあるフードやルーフ、ウエストラインなどは水平に配置され、そこに大きく張り出した前後オーバーフェンダーを装備。タイヤはマッドテレインタイヤで、過酷なラリーを走破する力強さ、大地を疾走する躍動感を与えたという。ボディ全体に採用されたカモフラージュパターンは溶岩のエネルギーを内包する岩石がモチーフ、ボディサイドにはラリーアートのブランドアイコン・グラフィックスがあしらわれている。

新型トライトンに関する詳細なスペックなど発表になっていないが、4WDの駆動方式を採用することは間違いないであろうし、タイ仕様のモデルではエンジンもディーゼルが用意されるだろう。

◆アジアクロスカントリーラリーに参戦

ラリーアートのロゴと10本ラインラリーアートのロゴと10本ライン

そして、今回のプレスカンファレンスではもうひとつ重要な発表が行われた。それは2023年のアジアクロスカントリーラリーに、この新型トライトンを用いて参戦するという表明だ。三菱自動車は2022年のアジアクロスカントリーラリーで、7年ぶりにモータースポーツへ復帰、同時にモータースポーツシーンでのラリーアートの復活でもあった。2023年は新型となったトライトンで2連覇をねらう。

《諸星陽一》

諸星陽一

自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。

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