日産自動車は7月28日、2023年6月の生産・販売・輸出実績を発表。世界販売台数は前年同月比3.4%増の29万0454台で5か月連続のプラスとなった。
日産の世界販売台数は2023年1月まで19か月連続で前年同月を下回っていたが、2月以降、5か月連続プラスと、復調の気配を見せている。国内販売は同18.3%増の4万0743台で3か月連続のプラス。登録車は同34.0%増の2万6670台で3か月連続プラス、軽自動車は同3.2%減の1万4073台で3か月ぶりのマイナスとなった。
日本自動車販売協会連合会の統計によると、6月の登録車の販売台数は『ノート』が同2.3%減の8535台、モデルチェンジした『セレナ』が同122.9%増の7898台、4月より受注を再開した『エクストレイル』が同293.4%増の2899台。軽自動車は、全国軽自動車協会連合会の統計で、『デイズ』が同26.2%増の4013台、『ルークス』が同50.6%減の3239台、新型EVの『サクラ』は3236台を販売し、本年累計で1万9589台となった。