日産の可変圧縮比「VCターボ」、米ミドルセダン『アルティマ』2024年型に搭載

日産 アルティマ の2024年モデル
日産 アルティマ の2024年モデル全 10 枚

日産自動車の米国部門は8月17日、ミドルクラスセダンの『アルティマ』(Nissan Altima)の2024年モデルを発表した。現地ベース価格は、2万5730ドル(約377万円)だ。

写真:日産 アルティマ

◆スマートフォン連動機能を強化

日産の米国市場における主力ミドルセダンが、アルティマだ。日本市場では、従来型が『ティアナ』として導入されていた。現行型アルティマは、6世代目モデルになる。

2024年モデルでは、「NissanConnect」サービスが新車登録から3年間付帯するようになった。テレマティクス機能は、スマートフォンアプリ「MyNISSAN」と連動する。これには、リモートドアロック/アンロック、リモートエンジンスタート/ストップ、車両診断レポート、緊急通報、アマゾン(Amazon)の音声アシスト「アレクサ(Alexa)」用の日産スキルが含まれている。

スポーティな「SR」グレードは、他のグレードとは異なる専用デザインのグリルを装着する。このグリルには、特別なブラッククローム仕上げが施されている。

日産 アルティマ の2024年モデル日産 アルティマ の2024年モデル

◆ダッシュボード中央に12.3インチディスプレイ

インテリアには、ダッシュボード中央に12.3インチディスプレイを装備した。高解像度ディスプレイは、鮮明な画像とグラフィックを実現するという。

インストルメントパネルには、7.0インチの「Advanced Drive-Assist」ディスプレイを採用する。NASAに着想を得たゼログラビティシート、8ウェイパワー調整機能付きのレザーシートなどが選択できる。SRグレードには、デュアルステッチのファブリックデザインを採用している。

この他、日産「ドアツードア」ナビゲーションシステム、グーグル「AndroidAuto」、ワイヤレスのApple「CarPlay」、ワイヤレスのスマートフォン充電パッド、Wi-Fiホットスポットなどが、グレードに応じて装備される。

日産 アルティマ の2024年モデル日産 アルティマ の2024年モデル

◆2.0リットル「VCターボ」は最大出力248hp

パワートレインには、ダウンサイズの直噴2.0リットル直列4気筒ガソリン「VCターボ」エンジンを、SRグレードのFF仕様車に搭載する。最大出力は248hp、最大トルクは37.7kgmを引き出す。このダウンサイズエンジンが、先代に搭載していた3.5リットルV型6気筒ガソリン自然吸気エンジンを置き換えた。

このパワートレインは、量産エンジンとしては世界初の可変圧縮比エンジンだ。可変圧縮比技術は、ピストンの上死点位置をシームレスに変化させるマルチリンクシステムを活用しており、最適な圧縮比に素早く変化する特徴を備えている。

圧縮比は8:1(高性能)から、14:1(高効率)の間で自在に変えることができる。運転状況に応じてエンジンの制御ロジックは、自動的に最適な圧縮比を選択する。またこの技術は、燃料消費量と排出ガスの大幅な削減、騒音や振動レベルの低減など、多くのメリットがあり、既存のエンジンに比べ軽量かつコンパクト設計としている。

日産 アルティマ の2024年モデル日産 アルティマ の2024年モデル

◆「ニッサン・セーフティ・シールド360」を標準装備

2024年モデルには、「ニッサン・セーフティ・シールド360」を全車に標準装備する。ニッサン・セーフティ・シールド360テクノロジーには、歩行者検出機能を備えた自動緊急ブレーキ、ブラインドスポット警告、リアクロストラフィックアラート、車線逸脱警告、ハイビームアシスト、リアの自動ブレーキが含まれる。

ニッサン・セーフティ・シールド360に加えて、すべてのグレードに「インテリジェント・ドライバー・アラートネス・テクノロジー」と「リアドアアラート」を標準装備した。上位グレードには、「インテリジェント・アラウンド・ビュー・モニター」と交通標識認識も採用した、としている。

《森脇稔》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「グレード構成どうなる?」トヨタ『ハリアー』次期型に期待の声、SNSでは予想デザインにも反響
  2. トヨタ『プロボックス』ついに全面刷新か? 見えてきた次期型の進化
  3. VW『ゴルフ』改良新型専用、独エッティンガーのエアロパーツを日本導入…8月28日発売
  4. 『ノア/ヴォクシー』2列目テーブルの滑り止めに、クラフトワークスから90系専用「シリコン製ラバーマット」発売
  5. スズキ、軽EV『eスカイ』今秋発売、気になる「求めやすい価格」[新聞ウォッチ]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  3. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  4. 生活道路の法定速度が30km/hへ、9月1日から引き下げ---ここまで影響アリ
  5. 6歳でも150cmでもない?「ジュニアシート卒業」を見極める“5つのステップ”とは【岩貞るみこの人道車医】
ランキングをもっと見る