洞窟探検はEVで…テラモーターズが沖縄の観光地に充電器を導入

CAVE OKINAWAは、沖縄県中部のうるま市石川にある全長約200mの洞窟を探検できるサービスを観光客向けに提供
CAVE OKINAWAは、沖縄県中部のうるま市石川にある全長約200mの洞窟を探検できるサービスを観光客向けに提供全 4 枚

EV充電インフラ事業「テラチャージ」を展開するテラモーターズは、沖縄県にある洞窟・鍾乳洞の探検ツアーを運営するCAVE OKINAWAの利用客向け駐車場に、テラチャージのEV普通充電器を3基導入する(10月25日発表)。沖縄の充電インフラ普及を推進し、沖縄県の自然環境保護と観光地としての魅力度向上をめざす。

沖縄県は、2021年3月に新たなエネルギー計画「沖縄県クリーンエネルギー・イニシアティブ ~2050年度 脱炭素社会の実現に向けて~」を策定し、2030年までの重点プロジェクトとして「EV普及拡大」を掲げている。沖縄県は、自動車利用の依存度が高いいっぽうで、本島の場合、長い南北方向でも距離が約130kmのため、EVの航続でも走行距離への不安が小さいということから、EV利用に適している。

テラチャージは、初期費用・ランニングコスト無料による充電インフラの提供を実現し、日本全国にEV充電器の設置を進めている。沖縄県には2023年4月から参入し、マンション・宿泊施設・病院・商業施設などすでに400基以上を受注している。今回、CAVE OKINAWAの駐車場にテラチャージのEV充電器を2024年度内に3基設置することが決定した。

テラモーターズの徳重徹取締役会長は、「EVを利用する観光客が、CAVE OKINAWAで洞窟探検を楽しんでいる間にEVを充電しておき、充電残量に不安なく次の場所に遊びにいくことができる。このような観光体験を実現するために、沖縄県内の他の事業所や観光地でもEV充電インフラの導入を進めたい」と述べている。

《レスポンス編集部》

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