内燃機関系から電動化ビジネスへの拡張…ボルグワーナー・モールスシステムズ・ジャパン 三島邦彦 代表取締役社長[インタビュー]

内燃機関系から電動化ビジネスへの拡張…ボルグワーナー・モールスシステムズ・ジャパン 三島邦彦 代表取締役社長[インタビュー]
内燃機関系から電動化ビジネスへの拡張…ボルグワーナー・モールスシステムズ・ジャパン 三島邦彦 代表取締役社長[インタビュー]全 4 枚

来たる11月10日、オンラインセミナー「ボルグワーナーの電動化戦略」が開催される。セミナーに登壇するのは、ボルグワーナー・モールスシステムズ・ジャパン株式会社 代表取締役社長の三島邦彦氏。

ボルグワーナーはアメリカを本拠とする大手グローバルサプライヤーで、ターボチャージャーやトランスミッション、タイミングドライブシステム、可変動弁機構で知られるが、電動化製品も幅広く展開しており、モーターやインバーター、サーマル関連ソリューションも事業領域としている。

日本においては三重県伊賀地域に生産拠点と本社機能と静岡県袋井市に合弁会社の製造拠点を構え、横浜と名古屋にもセールスとエンジニアリング関連部門で事業を展開している。

今回のセミナーは、以下のテーマで進められる予定だ。

1. ボルグワーナーおよびボルグワーナー・モールスシステムズ・ジャパンの概要
2. 「Charging Forward」戦略
3. サステナビリティ活動
4. 日本でモビリティのCO2削減をどの様に支えるか
5. ディスカッション・質疑応答

講演の後には、本セミナーのモデレーターである日本電動化研究所 代表取締役の和田憲一郎氏を交えて、参加者からの質疑応答やディスカッションの時間が用意されている。

セミナーの詳細はこちらから。

三島氏に、セミナーの見どころを聞いた。

---:今回のセミナーのテーマは電動化戦略とのことですね。

三島氏:はい。電動化に関連して、当社のチャージングフォワード戦略を紹介いたします。2021年5月に最初のチャージングフォワード戦略を発表いたしました。

最初に計画を立てた2021年当時は、電気自動車向けの製品は3%以下の売上比率しかなかったのですが、これを2030年までに総売上の45%に引き上げるという非常に高い目標を立てました。

これには3つの柱があります。従来の知見に基づく製品開発を行いながら電動化製品の売り上げを伸ばしていくこと、戦略的事業買収を行いながらEV製品を掌中に納めていくこと、それから3つ目は、内燃機関の製品ポートフォリオを整理することです。

2023年の5月末の時点での中間の進捗は、従来知見に基づいた電動化製品の売り上げは、2025年の中間目標25億ドルに対して、30億ドルの受注が決まっておりますので、目標を達成したことになります。

また、戦略的な企業買収によって20億ドルの売り上げを構成する点については、2025年の目標20億ドルに対し、2023年5月時点で13億ドル達成しています。

内燃機関関連事業の売却については、35億ドル規模の事業を手放すという目標に対し、燃料系とアフターマーケット部門を分社化し、達成しました。

---:3つの柱はいずれも順調ということですね。


《佐藤耕一》

日本自動車ジャーナリスト協会会員 佐藤耕一

自動車メディアの副編集長として活動したのち、IT企業にて自動車メーカー・サプライヤー向けのビジネス開発を経験し、のち独立。EV・電動車やCASE領域を中心に活動中。日本自動車ジャーナリスト協会会員

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