UDトラックス「カゼット」新型発売、OEMベース車をいすゞ「エルフ」に変更

UDトラックス カゼット
UDトラックス カゼット全 4 枚

UDトラックスは、小型トラック『カゼット』をフルモデルチェンジし、12月20日より販売を開始した。

[写真:7インチ大型センターディスプレイ]

カゼット新型は充実した先進安全・運転支援システムに加え、優れた燃費性能と運転性能をあわせ持つ。なお、カゼットはこれまで三菱ふそう『キャンター』のOEM車だったが、今回よりいすゞ『エルフ』のOEM車となる。

カゼット新型は、新AMTとして9段DCT「ISIM(アイシム)」を設定し、変速時のトルク抜けのないスムーズな加速を実現。ワイドレンジ・クロスレシオ化により優れた燃費性能と動力性能を両立している。またギア段判定ロジックには「勾配判定」を設定し、平坦路では3速発進、登坂路では2速、1速ギヤを自動で選択。最適なギア段選択に寄与し、ストレスのない走行を実現している。

4JZ1エンジンは、最高出力150psと175psの2モデルを展開。自律噴射精度補償技術「i-ART」を搭載、燃料噴射量を常時フィードバック補正し精密制御する。これにより全車、2025年度燃費基準「達成」以上を実現。尿素SCRシステムは、サプライモジュールを尿素タンクに一体型とすることで、移設が簡素化されるほか、軽量化に貢献している。

安全・運転支援機能はこれまでオプションだったバックアイカメラ&モニター、電動パーキングブレーキを標準化。さらにドライバーステータスモニター、ドライバー異常時対応システム、標識認識機能、標識連動型スピードリミッター、全車速車間クルーズ、レーンキープアシストをオプション設定した。


《纐纈敏也@DAYS》

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