中国の電気自動車ブランド「XPENG（シャオペン）」は、2024年1月1日に最新のフラッグシップモデルである『X9 Ultra Smart Large 7-seater』を正式に発表する。XPENG X9は、SEPA2.0アーキテクチャを基にしたスマートEVで、その発表はウェブサイトで生中継される。
XPENG X9は、3列シートとスライドドアを持つミニバンタイプの電気自動車。「スターシップデザイン」と同社が呼ぶ直線的なデザインが特徴で、空力性能を示すCd値が0.227であることをアピール。2列目シートがキャプテンシートであること、3列目シートがリクライニング可能で、荷室スペースがフラットであることなど、使い勝手や快適性の高さを訴求する。
SEPA2.0アーキテクチャを採用することで床面に大容量バッテリーを搭載し、安定感のある走りと広い居住空間に貢献。またプラスマイナス5度までの後輪操舵が可能となっており、取り回しのよさもアピールしている。
XPENGは、技術に精通した中産階級の消費者に魅力的なスマートEVを設計、開発、製造、販売する中国ブランド。同社の使命は、「技術を駆使してスマートEVの変革を推進し、未来の移動体験を形成すること」だとし、顧客の移動体験を最適化するため、自社で先進の運転支援システム技術や車載インテリジェントオペレーティングシステム、パワートレインや電気/電子アーキテクチャなどのコアな車両システムを開発している。
XPENG X9の発表イベントは、北京時間の2024年1月1日18時30分（日本時間19時30分）から開始され、翌日の1月2日には英語版のリプレイが公式ウェブサイトで利用可能となる。
