EVの再生バッテリー利用ポータブル電源がカー用品店でも販売に、ケンウッド

ポータブル電源 IPB01K
ポータブル電源 IPB01K全 6 枚

ケンウッドから電気自動車の再生バッテリーを利用したポータブル電源「IPB01K」が新発売。価格はオープン。カー用品量販店などアフターマーケット市場にて3月下旬から販売が開始される。

「IPB01K」は昨2023年に販売が開始され、2023年度「グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)」を受賞した「IPB01G」(日産ディーラー/JVCケンウッドストア販売モデル)の「KENWOOD」モデル。世界累計で65万台以上が販売された日産『リーフ』で使用されていたバッテリーを再利用して開発されたポータブル電源だ。

メインとなるバッテリーは車載用だけに耐久性も高く、-20°C~+60°Cの温度範囲で動作できるすぐれた性能を発揮する。季節を問わず車内での使用や保管が可能で、自己放電が少ないため長期保管も可能なほか、約2000回の繰り返し充電が可能なので、災害などに備える非常用電源にも適している。ACやUSB、シガーソケットなど多彩な出力方式にも対応している。

さらに、電気自動車のバッテリーのリユースであるため、新たにバッテリーを製造する際のCO2発生を抑えることができ、脱炭素社会の実現にも貢献している。


ポータブル電源 IPB01K
価格:オープン
●充電池容量:633Wh ●入力:12~25V DC 100W ●AC出力:2口×100V AC 50/60Hz(合計 600W) ●USB出力:2口×タイプA・2口×タイプC(タイプC1口は5V/9V/15V/20V DC 3A 最大60W) ●シガーソケット出力:1口(12V DC 10A 最大 120W) ●充電時間:AC アダプター使用時:約9.5時間 シガーアダプター使用時:約14時間 ●外形寸法:(W)370mm×(H)205mm×(D)282mm(ハンドル収納時) ●重量:14.4kg

《ヤマブキデザイン》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. これで公道走行可能だと? BMW『M2 トラック・パッケージ』がニュルに出現!
  4. 「衝撃の価格」中国メーカーの大型3列シートSUVが話題に!「むしろ経営が心配」の声も
  5. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る