8年ぶり復活のトライアンフ『デイトナ』、3気筒エンジンは音色も進化…東京モーターサイクルショー2024

トライアンフ デイトナ660(東京モーターサイクルショー2024)
トライアンフ デイトナ660(東京モーターサイクルショー2024)全 22 枚

トライアンフモーターサイクルズジャパンは22日に開幕した「東京モーターサイクルショー2024」で、1月に発表し予約を開始した新型ミドルウェイトスポーツ『デイトナ660』を展示した。惜しまれながらも排ガス規制などの影響で生産終了していたデイトナが、8年ぶりに復活した。

新型デイトナ660は、2気筒のような低速トルクと扱いやすさ、4気筒のような吹け上がりの良さを兼ね備えた3気筒エンジンを大幅に進化。最高出力は95ps、最大トルクは69Nmを発揮。スポーティで扱いやすいパフォーマンスを発揮としている。エキゾーストも一新し、トライアンフならではの3気筒サウンドを美しく奏でる。

トライアンフ デイトナ660(東京モーターサイクルショー2024)トライアンフ デイトナ660(東京モーターサイクルショー2024)

外観は、さらにアグレッシブなデザインに。LEDヘッドライトは中央にエアインテークを装備。また、最小限のボディワークが力強いフォルムを強調し、LEDライトの輪郭を際立てる。カラーバリエーションは3色で、どのカラーもレースからインスパイアされた大胆な「660」グラフィックがあしらわれている。

レース由来のシャシーは、低速での取り回しの良さと高速でのニュートラルで安定したハンドリングを両立。足回りにはショーワ製の41mm倒立ビッグピストンフロントフォークと、プリロード調整式モノショックRSUを搭載し、快適な乗り心地を提供する。ブレーキシステムは、4ピストンラジアルツインキャリパー、310mmの軽量ディスク、メッシュラインの組み合わせで強力な制動力を発揮。ABSはライディングモードに応じて設定が切り替わり、制動力を最適化する。

トライアンフ デイトナ660(東京モーターサイクルショー2024)トライアンフ デイトナ660(東京モーターサイクルショー2024)

シート高は810mmとやや高めだが、スリムな車幅とシート形状により良好な足つき性を確保。フットレストは背の高いライダーが乗っても快適性を損なわずに十分なコーナリングクリアランスを確保できる位置に装着している。

ライディングモードは「スポーツ」「ロード」「レイン」の3種類を用意。スロットルレスポンスとトラクションコントロールの設定をコンディションに合わせ最適化し、常に安心感のあるライディングを楽しめる。また、新たに「緊急減速警告機能」も搭載。急ブレーキ時にはハザードランプを自動で点灯させ、周りの車やバイクなどに注意を促す。

価格は108万5000円。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  3. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る