5日の日経平均株価は前日比347円29銭安の3万8490円17銭と続落。為替円高が重荷となり、輸出関連株を中心に幅広い銘柄が売られた。
4日のニューヨークダウは140ドル高の3万8711ドルと反発。この日発表された雇用指標が労働需給の緩和を示し、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ時期が遅れるとの懸念が後退し、主力銘柄が買われた。ハイテク株主体の米ナスダック市場は続伸。電気自動車(EV)のテスラは、販売の下振れ、自動運転開発の遅れが懸念され0.86%安。
外国為替市場で円相場は一時1ドル=154円台を付けるなど、日米金利差の縮小を受けて円高が進行。自動車株はほぼ全面安となった。