寒い、暑い!! ポルシェの風洞施設は世界の気象を再現…北極圏からドバイまで

ポルシェの風洞施設
ポルシェの風洞施設全 8 枚

ポルシェは6月21日、世界中のほぼすべての気象条件をシミュレーションできる風洞施設を公開した。ポルシェの車両は世界中で販売されているため、多様な気象条件に適応する車両を開発する必要がある。

これを実現するために、ヴァイザッハにクライメートセンターが開設された。センターには風洞実験室があり、世界中のほぼすべての気象条件をシミュレーションできる。

北極圏から南アフリカ、アルプスの峠からドバイまで、通常はエンジニアたちが世界中を飛び回るテストが、ヴァイザッハの開発センターにおいて数時間で行えるようになった。クライメートセンターではプロトタイプ車両を多様な気象条件にさらすことができる。

ポルシェによると、気温マイナス30度からプラス50度、モンスーンから小雨まで、風洞で再現できるという。また、風速250km/h、太陽放射1200W/平方m、相対湿度5%から95%までの条件もシミュレーション可能だ。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. Z世代に人気、ヤマハ『ファッジオ』がまもなく上陸…2025年上期のモーターサイクル記事ベスト5
  3. 2031馬力をMTで操る!? 世界に1台のハイパーカー『ヴェノムF5』が爆誕
  4. 車内が即ネット空間に! 新型USB型Wi-Fiルーターがドライブを変える[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. デリカミニが一晩で別物に! プロ施工3ウェイ+サブウーファーの実力[car audio newcomer]by AUDIO.VISUAL.SECURITY FIST
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る