欧州委員会、中国製EVに暫定的な追加関税を適用…最大37.6%

中国上海汽車の「MAXUS」ブランドのEV
中国上海汽車の「MAXUS」ブランドのEV全 2 枚

欧州委員会は、中国から輸入されるEVに対して、暫定的な追加関税を7月5日から適用することを決定した。

これは、9か月にわたる反補助金調査の結果に基づくもの。調査の結果、中国のEVバリューチェーンが不公正な補助金を受けており、EUのEVメーカーに経済的な損害を与える恐れがあると結論付けられた。

今回の暫定関税は、BYDに対して17.4%、ジーリー(吉利)に対して19.9%、上海汽車(SAIC)に対して37.6%が適用される。その他の協力的企業には20.8%の加重平均関税が適用され、非協力的企業には37.6%の関税が課される。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. トヨタ『ハイラックス』新型、全方位パワートレーンで誕生…日本はディーゼルを2026年発売へ
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. 爆売れ確実? これがトヨタ『ランクルFJ』のピックアップトラックだ! 実現の可能性は
  5. かつてのマーチ、日産の新型『マイクラ』が初上陸!? 日本での販売計画は…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る