8日の日経平均株価は前週末比131円67銭安の4万780円70銭と続落。前週末までの2週間で2000円強上昇したとあって、短期的な過熱感を警戒し、利益確定売りが優勢となった。
先週末のニューヨークダウは67ドル高の3万9375ドルと反発。米連邦準備理事会(FRB)による利下げ観測、米長期金利の低下が相場を支えた。
ハイテク株主体の米ナスダック市場は4日続伸。電気自動車(EV)のテスラは2.08%高と8日続伸。6月以降4割強株価が上昇し、5日の終値251ドルは昨2023年末の248ドルを上回った。特に、2日に発表した4~6月期の世界販売台数が市場予想ほど落ち込まなかったことが買い安心感につながった。