AI×ブロックチェーンで地図データ作成・提供…DMM CryptoとHivemapperが提携

Hivemapper(イメージ)
Hivemapper(イメージ)全 4 枚

「DMM Crypto」は8月19日、DePINマッピングプロジェクト「Hivemapper(ハイブマッパー)」と共同で、フリート事業などの実証実験(PoC)を開始したと発表した。

Hivemapperは、AIと専用ダッシュカメラを活用して地図データを収集するブロックチェーン型DePINマッピングプロジェクトだ。世界中のドライバーの日常的な運転を通じて、世界規模の地図データを制作する。収集された画像はAIによって地図化され、地図データを利用する事業者は有償でAPIにアクセスすることで簡単に利用が可能。

サービス開始から20か月で1500万km以上の地図作成に成功しており、これは従来の主要地図サービスの5倍以上のスピード。また、従来の地図データサービスが1年から数年ごとにデータを更新するのに対し、「Hivemapper」の地図データはドライバーによって常に更新されており、すでに世界10大地図メーカーのうち2社が利用している。

DMM Cryptoは、「DMM.com」がブロックチェーンゲーム、NFTプロジェクトなどの“web3”事業を展開することを目的に2023年1月に設立したDMMのグループ会社だ。独自トークンを利用したデジタル空間における新たなエンタメ体験を提供するため、web3プロジェクト「Seamoon Protocol」を2023年に開始した。

今回のパートナーアライアンスにより、DMM Cryptoは「Hivemapper」と以下の内容に関して協力する。

1. 日本及び国外におけるHivemapper Dash Cam シリーズの販売代理店契約
2. 日本及び国外でのHivemapper Fleet事業の運営


《宗像達哉》

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