NIO、EVの双方向充電対応のバッテリー交換ステーションを準備…欧州で初めて導入へ

NIOのバッテリー交換ステーション
NIOのバッテリー交換ステーション全 1 枚

中国のNIO(蔚来汽車)は9月25日、最新のバッテリー交換技術を用いて、欧州のグリーンエネルギーシフトを加速させると発表した。EVのバッテリーが電力を受け取るだけでなく、グリッドに供給することも可能な双方向のパワースワップステーションを欧州で初めて導入する準備を進めている。

この技術はEV充電の風景を一変させており、現在ではエネルギー貯蔵とグリッド安定化にも重要な役割を果たしている。

NIOのバッテリースワップ技術は、2022年に欧州で導入され、従来のプラグイン充電に代わる新たな選択肢となっている。1600以上の特許技術を搭載したこのスワップステーションは、3分で完全自動のバッテリー交換を可能にし、従来の燃料補給よりも迅速という。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. トヨタ『ハイラックス』新型、全方位パワートレーンで誕生…日本はディーゼルを2026年発売へ
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. 車検対応で排気効率も向上、ブリッツのエキゾーストシステム「ニュルスペック・カスタムエディション」に『ムーブ』『ステラ』が適合
  5. かつてのマーチ、日産の新型『マイクラ』が初上陸!? 日本での販売計画は…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る