ZF、建設機械向け電動駆動システム「eTRAC」発表…排出ゼロと高性能を両立

ZFの建設機械向けの新しい電動駆動システム「eTRAC」
ZFの建設機械向けの新しい電動駆動システム「eTRAC」全 3 枚

ZFは11月26日、建設機械向けの新しい電動駆動システム「eTRAC」を発表した。このシステムは、従来のドライブラインと同等の性能と生産性を維持しつつ、電動システムならではの利点を組み合わせたものだ。

【画像全3枚】

eTRACは、モジュラー設計により様々な車両に容易に適応できる。主な特徴として、低騒音レベル、効率的な電気部品、堅牢で信頼性の高い機械式ドライブライン、コンパクトな設置スペースが挙げられる。

ZFは、48V/96V/650Vの電動モーターを開発し、ローダーやサイトダンパー、テレハンドラーなどのコンパクト車両向けにゼロエミッションドライブを提供する。同社はシステムサプライヤーとしても機能し、電動ドライブだけでなく、フロントおよびリアアクスル、インバーター、電動ドライブ制御ユニット(eDCU)の組み合わせも用意する。


《森脇稔》

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