HORIBA、インドに水素エンジン試験施設を開設…現地の研究開発需要に対応

HORIBAグループ初となる水素エンジン専用の試験施設「H2-ICE(エイチツー アイス)」をインドに開設
HORIBAグループ初となる水素エンジン専用の試験施設「H2-ICE(エイチツー アイス)」をインドに開設全 3 枚

HORIBA(堀場製作所)グループのインド事業を担当するホリバ・インド社は、インド西部マハーラーシュトラ州プネ市の研究開発拠点「ホリバ・インド社テクニカルセンター」に、HORIBAグループ初となる水素エンジン専用の試験施設「H2-ICE(エイチツー アイス)」を開設した。

この施設は、HORIBAが持つ水素測定技術の粋を凝縮して創り上げられたもので、出力50~380kWという乗用車から大型トラックサイズに相当する幅広い水素エンジン試験に対応している。排出ガスや燃費測定から各種性能評価など、多様なニーズに応えることが可能だ。

H2-ICE開設の背景には、インドの自動車産業で近年需要が高まっている水素燃焼の研究開発がある。インドのモビリティ市場では、電動化だけでなく、エタノール燃料やバイオガスの活用など独自の取り組みでカーボンニュートラル実現に向けて歩を進めている。その中でも近年は、内燃機関で蓄積してきた技術を活かしたクリーンな動力源として期待される水素エンジン開発の動きが活発化している。


《森脇稔》

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