空を走る都市交通、自走型ロープウェイ「Zippar」がクラウドファンディングで開発加速へ

Zippar(イメージ)
Zippar(イメージ)全 6 枚

空を走る次世代の都市交通として開発が進められている自走型ロープウェイ「Zippar」。開発するZip Infrastructureは、寄付型クラウドファンディングを開始した。今回集まった資金は試験線の建設費や車両開発費に活用する予定だ。

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スタートアップのZip Infrastructureは、渋滞やバス運転手不足といった交通課題に挑み、“より安く・早く・簡単に導入できる”新しい交通インフラ、Zipparの実現をめざしている。Zipparは「低コスト・自由設計・自動運転」を特徴として、従来モノレールの半分の輸送量が確保できるシステムを、1/5のコストと期間で建設可能とされる新たな交通システムだ。

Zipparは既存の道路上に建設できる、旅客輸送用のロープウェイだ。ロープウェイには建設期間が短く、コストが低いという利点があるが、路線に小さなカーブを設置できないため、都市部での導入が困難とされている。Zipparは車体本体にバッテリーとモータを搭載する自走式で、直線部はロープを、カーブ部分はレールを連続的に走行する。すでに神奈川県秦野市の試験線での走行を終了し、現在は福島県南相馬市に新たな試験線を建設中だ。

クラウドファンディングのリターンは、プロトタイプ試乗、試験線見学、試験線建設現場見学、試乗会イベント初日の一番列車に乗車できる切符、福島試験線の愛称命名権(1年間)、Zippar駅メロ作成権などがあり、支援金額は1口5000~1000万円、目標額は500万円。今回のクラウドファンディングはAll-in方式で、目標金額に満たない場合でも集まった予算に合わせてリターンを受け取れる。クラウドファンディングはヤシマキザイが運営する「鉄道ひろば」において3月19日まで受け付けている。

《高木啓》

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