BASF、EVの安全性向上に貢献する新素材を開発…高い耐久性が特長

BASFが新開発した難燃グレードのポリフタルアミド(PPA)素材「Ultramid T6000」
BASFが新開発した難燃グレードのポリフタルアミド(PPA)素材「Ultramid T6000」全 1 枚

化学大手のBASFは、新たに開発した難燃グレードのポリフタルアミド(PPA)素材「Ultramid T6000」が、電気自動車(EV)の端子台に採用されたと発表した。この新素材は、EVのインバーターとモーターシステムの安全性を大幅に向上させるという。

Ultramid T6000は、従来のPA66とPA6Tの性能ギャップを埋めるソリューションだ。特に高湿度や高温環境下で優れた機械特性と誘電特性を発揮し、複雑な自動車用途に適している。また、加工が容易で工具への腐食が少ないため、製造プロセスの効率化にも貢献する。

新素材の最大の特徴は、マイナス40度からプラス150度までの熱衝撃に1000サイクル耐えられる高い耐久性だ。これにより、EVの電気システムの信頼性が大幅に向上する。さらに、端子台や高圧バスバーに優れた電気絶縁性を提供し、800Vプラットフォームを採用する車両の安全性を飛躍的に高める。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 高市首相「石油備蓄放出」表明、「3月12日よりガソリン・軽油・灯油大幅値上げ」“予告メール”の現実味[新聞ウォッチ]
  2. 洗車のついでが正解だった! フロアマットを洗うだけで車内の快適性が上がる~Weeklyメンテナンス~
  3. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』発表…航続700km超
  4. 日産リーフ新型、ディスプレイオーディオにゼンリン製ナビゲーションアプリ採用…完全通信型で最新情報を
  5. 「EV開発中止まじか」ホンダ『0シリーズ』など新型EVの開発・発売を中止、SNSで衝撃広がる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る