東レが新素材「超高制振ナイロン樹脂」を開発、EVや自動運転での快適性向上へ

東レがナイロン樹脂の高温剛性や成形加工性を維持しながら汎用制振材(ブチルゴム)比4倍の制振性を有する超高制振ナイロン樹脂を開発
東レがナイロン樹脂の高温剛性や成形加工性を維持しながら汎用制振材(ブチルゴム)比4倍の制振性を有する超高制振ナイロン樹脂を開発全 1 枚

東レは、ナイロン樹脂の高温剛性や成形加工性を維持しながら、汎用制振材(ブチルゴム)比4倍の制振性を有する超高制振ナイロン樹脂を開発したと発表した。

この新素材は、EVや自動運転での車内快適空間を生み出すことを目的としており、さまざまな部材への適用を見据えている。東レは顧客へのサンプル提供を開始しており、2026年度の現有設備での本格生産化を目指している。

EV化の進展に伴い、エンジンノイズは減少する一方で、路面から発生する低周波のロードノイズを抑制するニーズや、車外騒音規制の強化が予想されている。一般的な熱可塑性樹脂は制振性が低く、これまでゴム系の制振材料が用いられてきたが、熱可塑性を有さないため複雑形状部品や賦形などの二次加工には不向きという課題があった。

《森脇稔》

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