武蔵精密工業が韓国BEI Labに出資、小型eモビリティ向け次世代高性能バッテリー共同開発へ

BEI Labのバッテリー
BEI Labのバッテリー全 1 枚

武蔵精密工業(以下、ムサシ)は、韓国のスタートアップ企業のBEI Labへの出資を発表した。両社はこの提携を通じ、e-Mobility向けの次世代高性能バッテリー開発を共同で進めていく。

BEI Labは、リチウムイオン電池の性能を低下させる要因となるデンドライトの発生を抑制する独自技術を持つ。この技術の有効性はすでにムサシでも確認されている。一方、ムサシはハイブリッドスーパーキャパシターの特性を最大限に引き出す電極技術を有している。

両社は、これらの技術を融合させることで、より大容量で長寿命な小型e-Mobility向け高性能バッテリーの開発を目指す。この取り組みにより、特にインド・東南アジア・アフリカにおけるSmall e-Mobilityへの提供価値を高め、普及展開を加速させることを狙いとしている。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る