武蔵精密工業が韓国BEI Labに出資、小型eモビリティ向け次世代高性能バッテリー共同開発へ

BEI Labのバッテリー
BEI Labのバッテリー全 1 枚

武蔵精密工業(以下、ムサシ)は、韓国のスタートアップ企業のBEI Labへの出資を発表した。両社はこの提携を通じ、e-Mobility向けの次世代高性能バッテリー開発を共同で進めていく。

BEI Labは、リチウムイオン電池の性能を低下させる要因となるデンドライトの発生を抑制する独自技術を持つ。この技術の有効性はすでにムサシでも確認されている。一方、ムサシはハイブリッドスーパーキャパシターの特性を最大限に引き出す電極技術を有している。

両社は、これらの技術を融合させることで、より大容量で長寿命な小型e-Mobility向け高性能バッテリーの開発を目指す。この取り組みにより、特にインド・東南アジア・アフリカにおけるSmall e-Mobilityへの提供価値を高め、普及展開を加速させることを狙いとしている。


《森脇稔》

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