NEXCO東日本、圏央道など4料金所をETC専用化へ…3月から

「ETC専用」の標識イメージ
「ETC専用」の標識イメージ全 3 枚

NEXCO東日本関東支社は、3月から4つの料金所でETC専用料金所の運用を開始すると発表した。これにより、対象となる料金所ではETC車載器を搭載していない車両の通行ができなくなる。

ETC専用化の対象となるのは、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の牛久阿見料金所と坂東料金所、千葉東金道路(東金道)の高田料金所、館山自動車道(館山道)の姉崎袖ケ浦料金所の4か所だ。

運用開始日は、牛久阿見料金所が3月5日0時から、高田料金所が3月18日0時から、坂東料金所が3月25日0時から、姉崎袖ケ浦料金所が3月25日0時から、となる。

NEXCO東日本は、ETC専用料金所の導入拡大を進めており、今回の4料金所の専用化もその一環だ。ETC専用化に伴い、インターチェンジ(IC)付近の高速道路本線および一般道の案内標識に「ETC専用」の標識を設置し、利用者への周知を図る。

ETC車載器を搭載していない車両や、ETCカードが未挿入の状態でETC専用料金所を誤って利用した場合は、後退せずに「ETC/サポート」または「サポート」と表示されたレーンを通行し、一旦停止して現地の案内や係員の指示に従う必要がある。

また、設備点検等によりETCレーンが閉鎖される場合は、ETC車もサポートレーンを利用することになる。

NEXCO東日本は、今後もETC専用料金所の導入拡大を進めていく方針だ。この動きは、料金所での渋滞緩和や人員配置の効率化、さらには将来的な完全キャッシュレス化への布石とみられる。

高速道路のETC専用化は、国内の道路インフラのデジタル化を象徴する取り組みの一つとなっている。

《森脇稔》

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