鋳造品製造を行うJMCは、長野県飯田市のコンセプトセンター第8期棟に、大型低圧鋳造炉と大型ブラストルームを導入したと発表した。自動車業界で注目されるギガキャスト技術を用いたアンダーボディやサスペンションメンバーなどの一体アルミ鋳物製造のニーズに応えるため。近年、自動車部品の一体鋳造の需要が増加しており、JMCは2023年から大型部品の試作を行ってきた。これに対応するため、同社は大型鋳造炉を導入し、量産に向けた生産能力の強化を図っている。