水素燃料電池で走る電動カート、ネクスティ エレクトロニクスが出展へ…水素・燃料電池展 2025

ネクスティ エレクトロニクスの「H2 & FC EXPO 水素・燃料電池展」ブースイメージ
ネクスティ エレクトロニクスの「H2 & FC EXPO 水素・燃料電池展」ブースイメージ全 3 枚

ネクスティ エレクトロニクスは、2月19日から21日まで東京ビッグサイトで開催される国際展示会「H2 & FC EXPO 水素・燃料電池展」に出展する。自社開発の電動カートに韓国Doosan Mobility Innovationの水素燃料電池を搭載した「FCカート」を展示する予定だ。

H2 & FC EXPOは、水素・燃料電池に関する技術、部品、材料、システムなどが一堂に会する国際展示会。発電・輸送・産業といった幅広い分野の脱炭素化に資する水素について、最新情報が集結する。同時開催される「PV EXPO 太陽光発電展」など8つの展示会で構成される「スマートエネルギーWEEK」は、エネルギー業界の最新情報の収集が可能だ。

ネクスティ エレクトロニクスが展示するFCカートは、実際に走行実績がある。水素燃料電池システムは、リチウムイオン電池と比べて電源システムとして重量エネルギー密度が高く、モビリティなどへの搭載における重量メリットから、より長時間の駆動が可能となる。

同社はこれまで、水素燃料電池の可能性を探るため、ドローンや電動ラジコン草刈り機、水上ゴミ回収ドローンなどさまざまなアプリケーションへの実装を実現してきた。今回のFCカート展示は、水素燃料電池活用の新たなアプローチを直接見ることができる機会となる。

ネクスティ エレクトロニクスは豊田通商グループのエレクトロニクス商社として、車載分野ではトップクラスの規模を誇る。自動運転などの最先端技術を他の産業分野に積極的に展開することで、技術・商材を中心に、幅広い分野で顧客や社会のニーズに応え、社会課題の解決に貢献している。

《森脇稔》

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