HEREとHARMANが提携、最新ユーロNCAP対応の先進道路警報システム開発へ…MWC 2025

HARMANの先進道路警報システム
HARMANの先進道路警報システム全 2 枚

サムスン電子の子会社のHARMAN(ハーマン)と位置情報サービス企業のHERE Technologiesは、MWC2025において、ユーロNCAP 2026に準拠した新たな運転支援システムの共同開発を発表した。

両社は、自動車メーカーがユーロNCAP 2026の運転支援プログラムに対応できるよう、先進的な直接通信および車車間通信(V2X)技術を活用した運転支援システムの開発に取り組んでいる。このシステムは、事故、停止車両、逆走車両などの危険な状況を事前に警告する機能を提供する予定だ。

HERE TechnologiesのADASおよび自動運転ソリューション部門シニアディレクター、アンシ・サーリマキ氏は、「HEREとHARMANは協力して、正確でダイナミックな道路警報を提供し、ドライバーの安全性を向上させるとともに、自動車メーカーが進化するNCAP要件に対応できるよう支援する。目標は、前方の潜在的な危険について車両に情報を提供するなど、安全性の課題に取り組む自動車メーカーを支援しつつ、製品の市場投入時間を短縮すること」と語る。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 「車種専用カット」にこだわった「超撥水ドアミラークリアシート」ハセプロが発売
  3. 三菱『エクリプス クロス』次期型、これが市販デザインだ! 日本版はどうなる!?
  4. 軽自動車よりも小さい! 15歳から運転できるオペル、約132万円から販売
  5. 王者アルファードを超えるか? メルセデスベンツの次世代高級ミニバンに熱視線!「車の域を超えてる」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. デンソーとローム、半導体分野で戦略的パートナーシップに基本合意
ランキングをもっと見る